去る2007年6月29日(金)に、関西大学政策創造学部開設を記念し、関西大学第1学舎5号館
E401教室にて連続講演会が実施されました。第2回目を迎えた今回は、関西大学のOBであり、
また大阪府池田市長として地方自治の陣頭指揮をとられる倉田薫氏(本学客員教授)をお招き
して、「地方自治・地方分権そして地方財政―夕張市と池田市の例に学ぶ―」と題して熱弁をふ
るっていただきました。現在地方自治は、平成の市町村合併や政府からの税源委譲を受けて、
その役割が大きくクローズアップされています。その中で倉田氏は、夕張市の財政破綻の要因
を分析し、その上で池田市の財政再建プロセスや市民参加型の独自の地域づくりを提言されま
した。会場に参加した300名を超える学生達は、地域づくりへのナマの声に聴き入り、今後の学
習への新たな決意を確かにしたようです。
今後も、本学政策創造学部は、連続講演会のテーマとして社会一般の問題を広く取り上げ、
議論する機会を提供していきます。


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