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園について

園の歴史

創立当時の園舎創立当時の園舎関西大学幼稚園が開園したのは昭和26年。初めは園舎の建築が間に合わず、青空教室でのスタートでした。以後、入園希望者の増加に伴い、園舎の増改築を繰り返し現在に至っています。

もちろん、この70年には設備面だけでなく、通園方法の見直し、給食の実施、3才児教室の開設などといった保育体制の変化もたくさんありました。3才児教室は、保護者の多様なニーズに応えるための3年保育制度との併設という時代を経て、保育体制に関する真剣な検討の結果、現在では3年保育に一本化しています。このような柔軟性は、その時代の状況の中で、常によりよい幼児教育のあり方を求めたいという姿勢の表れであると言えるでしょう。

昭和47年 新園舎完成昭和47年 新園舎完成しかしながら、このような変化の中でも守り続けてきた教育観があります。それは、子どもの心と身体を健やかに育てるためには、幼稚園と家庭がともに協力し、理解しあわなければならないというもの。そのため、講演会・保育講座・クラス懇談会などを積極的に実施してきました。幼稚園と家庭の協力という意味で大きな役割を担っているのが「はぐくみの会」です。本園創設の年に誕生した「はぐくみの会」(当時、母の会)は機関誌「はぐくみ」の発行やクラブ活動・講演会など充実した運営がなされています。

このように70年を振り返ると、関西大学幼稚園は1年1年こつこつと、しかし着実にかけがえのない財産を築き上げてきたと言えるでしょう。私たちはこれからも、心身共に豊かな子どもたちがこの歴史ある関西大学幼稚園から羽ばたいてくれることを願い、さらなる保育の充実を目指し続けます。

幼稚園の親から子へ、子から孫へ、関西大学幼稚園の歴史は受け継がれてきました。今でも小中学生からおじいちゃん・おばあちゃんまで、さまざまな年代の卒園生や保護者の方が幼稚園を訪ねてきてくれます。