9月5日に「関西大学×石巻専修大学 復興ボランティア学ワークショップ」が開催されました!実際にワークショップに参加した際の①内容、②感想、③セミナーに参加して私自身が気づいたことについてお伝えしたいと思います。
①内容 石巻専修大学山崎ゼミナールのみなさんが関西大学でワークショップを開催してくれました!講義だけでなく、ワークが沢山盛り込まれた積極的に学べる3時間でした。
まず、フィッシュボウルという方式(円の真ん中で3人が対話を行い、そこへ加わりたいと思った人が加わったら1人交代で抜ける)で震災や学校での学びなど興味のあることについて、対話を行いました。
その他にも話したことない人とペアになっての自己紹介タイムがあったり、復興ボランティアに関する資料の中から興味がある事項1つ選んでグループ内の人へ内容を紹介したり、グループの人からの質問に資料を読み込んで答えたりしました。
最後には自分がもっと深めたいと思うことを決めて、テーマが近い人とチームを組み未来新聞を作りました。
「ボランティア経験率100%」「子どもボランティアの普及」など5年後を想像し、チームで話合い作成しました。自分とは違った視点を知れたり、ゴールを設定しそこに向けて何を行わなければいけないのかを考えたりと、勉強になる時間を過ごすことができました。
②感想 まず、3時間という長時間のワークショップでしたが、講義だけでなく、自分たちで考えて発表するという参加型だったので、飽きることなく充実した3時間を過ごすことができました。
はじめは緊張していた学生もたくさんいましたが、話したことない人とペアでの自己紹介やグループワークなどを通して、終わるころには全員が仲良くなることもできました!
また、ワークにもすごく工夫がされていました。
話に加わりたいと思ったときに輪に参加するフィッシュボウル法式の対話や、自分の気付きを話す時間、自分が興味を持った被災地で活動されている方についてグループワークで話をする。「深めたいこと」をテーマに集まったグループで5年後の「未来新聞」を作成する。
など、いろいろな方法で、震災と復興について深く考えることができました。
昨年、大阪北部地震があり実際に怖い思いをした人もたくさんいると思います。
私自身も家の食器が割れたりと怖い思いをしました。
しかし、時間が経つにつれて自分の中でも過去の出来事になり、震災について考える機会もどんどんと減っていきました。
今回ワークショップを通して、被災地の現状を聞くだけでなく、
実際に活動されている方がどんな思いで活動を始め、続けているのか、また学生の中でも実際に被災地に行ったことある学生はどんなふうに感じたのかなど自分の考えをみんなで共有し話あうことで、今まで知らなかったことや自分とは違う視点での考え方などを聞くことができ、すごく勉強になりました。
③私自身の気付き
みなさんは東日本大震災を覚えていますか?
大きな地震の後に津波が押し寄せて多大な被害をだしました。
津波が押し寄せてくる映像は多くの人にすごく大きな衝撃を与えたと思います。
私は当時高校生で地震があった時間は部活をしていましたが、家に帰ってニュースを見たときにすごく大きな衝撃を受けたことを覚えています。
しかし時間とともにニュースで見る機会は少なくなり、実際に被災地で暮らしている方や活動されている方と他の地域で生活している私たちとでは、温度差があるのだろうなと感じました。
しかし、実際に昨年大阪北部地震が起きたように、震災は他人事ではありません。
改めて常日頃から「もしも」の事態に備えて準備しておくことが大事だと感じました。
今回参加した学生から「このワークで感じたことを周りの人に共有したいと思う」と声があったように、忘れないように繋いでいかないといけないと思いました。
また、自分たちにできることからやっていこうと思いました。現地に行く。これも立派な復興支援の1つです。
それぞれが自分自身で考えて行動できるように、5年後こうなっていたらいいなと想像した未来に向けて行動していきたいと思いました。
長文になってしまいましたがここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!
読んでくれたみなさんが復興について少しでも考える時間ができたら嬉しいです。
また関西大学ボランティアセンターでは、様々なボランティア募集情報を紹介しています。
夏休み明けからはまた、ボランティアステーションにて学生スタッフが「ボランティアコーディネート」も行いますので、「何か新しいことをしてみたい」「ボランティアについて少し興味があるなあ」などなんでも相談にのります!
10月にはまたボランティア体験ツアーも企画中です!みなさんのご参加スタッフ一同お待ちしております★★