現役関大生による取材記事です。（協力：「関西大学タイムス」編集部 ）

【統一学園祭 エコトレイプロジェクト】

明日からの統一学園祭に向けて、今年もエコトレイプロジェクトが始動している。各模擬店にリサイクル可能な｢エコトレイ｣を導入し、学祭で出る大量のゴミを削減することが目的だ。
学祭実行委員会の一組織として活動し、今年で７年目を迎える。もともとは経済学部のゼミの取り組みとして始まった同プロジェクト。現在は全学部全学年を対象にボランティアを募り、多い年では１００人以上の学生が参加した。
エコトレイは表面がフィルムになっており、フィルムを剥がしたものをリサイクルに当てられる仕組み。学祭当日は各ゴミステーションにボランティアを配置し、エコトレイの捨て方や目的をナビゲートする。また、回収したエコトレイを業者に送るため、汚れたものは拭き取ったり数を数えたりした上で箱詰め作業をする
今年のテーマは｢ECO×展開～広がる笑顔・人・未来～｣。プロジェクトの活動を通して仲間が増えるだけでなく、学祭に来た人の笑顔を引き出すことや地球の明るい未来を築くことにもつながるという意味が込められている。学祭では、裏方として学祭を支えるボランティアの姿にも是非注目したい。
（3年 堀江由香）