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障がいのある学生に対する修学支援窓口

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神経発達症/神経発達障がい(発達障がい)の支援

神経発達症/神経発達障がい(発達障がい)とは

 何らかの要因による中枢神経系の障がいのため、生まれつき認知やコミュニケーション、社会性、学習、注意力等の能力に偏りや問題を生じ、現実生活に困難をきたす障がいをいいます。
 主な神経発達症/神経発達障がい(発達障がい)には、以下のものがあります。

(1)自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障がい
<ASD:Autism Spectrum Disorder>
(アスペルガー症候群、広汎性発達障害、高機能自閉症など)

 他人との意思や情緒の疎通に問題が生じるコミュニケーションの障がい、集団の中で適切に振舞えない社会性の障がい、同じ状況や決められたことへのこだわりが強く柔軟な対応ができない想像性の障がい、この三つのすべてを幼小児期から継続して持ち続けている障がいです(これを提唱者から「Wingの三つ組の障がい」といいます)。

(2)注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障がい
<AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder>
(注意欠陥・多動性障がい)

 注意力に障がいがあるため困難を生じたり、多動や衝動的な行動をコントロールできない障がいです。注意力には、持続すること、いくつかの対象に注意を分配できること、状況に応じて転換できることの三つの側面があります。

(3)限局性学習症/限局性学習障がい
<SLD:Specific Learning Disorder>
(LD:学習障がい)

 定義は複数あります。主に医療分野では知能など他の能力に問題がないのに「読む」「書く」「計算する」のいずれかひとつ、あるいは複数が障がいされている場合をSpecific Learning Disorderとします。一方、教育分野では、上記のほかに「聞く」「話す」「推論する」のどれか、あるいは複数が障がいされている人も含めてLearning Disabilitiesとします。
 また、上記(1)~(3)の三つの障がいは互いに重複することもあります。
【参照】教職員のための障害学生修学支援ガイド(平成26年度改訂版) 日本学生支援機構

※診断区分と名称は、DSM-5に基づいています。また、< >内には英語表記、( )内には旧来の診断名も併記しました。

神経発達症/神経発達障がい(発達障がい)のある学生に対する
  関西大学の主な配慮内容

 神経発達症/神経発達障がい(発達障がい)は、個別性の大きな障がいです。同じ診断名がついていても、学生によって、困難の現れ方に大きな差があります。
 したがって、学生相談・支援センターでは、障がいに関する専門知識を持った障がい学生支援コーディネーターが、学生本人(場合によっては保護者の方も)から障がいのもたらす修学上の困難と配慮希望について丁寧にきき取り、本人の了解を得たうえで、必要に応じて、教員、教務センター・学部オフィスなどの関係部署や心理相談室と連携して、修学上の配慮を行うための基盤づくりをします。
 修学上の配慮は、所属学部の教職員、授業担当の教員、学生相談・支援センターの障がい学生支援コーディネーター、その他の教職員が連携を取りながら進められます。