研修

学生支援スタッフ研修会

 学生支援スタッフとして活動するには、研修を受講する必要があります。研修には障がい者についての理解を促すとともに、学生支援スタッフの役割を確認するための「全体研修」と、ノートテイク・パソコンテイクといったサポート技術を学ぶ「スキル研修」・「実践研修」があります。

企画委員

企画委員

 学生支援スタッフのなかで、学生支援スタッフの活性化と学生支援スタッフ間の交流を目的に「企画委員」が活動しています。企画委員は「広報」「研修」「交流」「支援の質向上」などに力を入れています。

企画委員の声

商学部 商学科 4年
(学年は2022年度当時)

 新型コロナウイルスの影響で思ったような大学生活を送ることができず、なにか新しいことに挑戦したいという想いで学生支援スタッフに応募しました。支援活動を通して“ろう学生”と出会い、それをきっかけに手話を学び、手話でコミュニケーションが取れるようになりました。また、“ろう学生”との関わりを通じ、“ろう”の文化など、多くのことを学び、私達に取っての当たり前が当たり前ではないことを痛感しました。
 こうして得た学びを、自分の中にとどめておくのはもったいないと思い、仲間を募り、Deaf Academyを企画、実施しました。Deaf Academyでは、「聴こえないこと」の理解を深めるために、体感ワークや“ろう学生”とのトーク・セッションを2日間に渡って実施しました。参加した学生や職員からは、「聴こえないことのリアルを知ることができ、ろうの方と関わるときの助けになると感じた」という感想もいただきました。
 私自身が“ろう学生”との関わりから得た学びを、Deaf Academyという形で広げることにより、“ともに生き、ともに学ぶ”インクルーシブな学習環境を生み出すことに貢献できたと感じています。学生支援スタッフ及び企画委員の活動を通して、知らない世界へ一歩踏み込むことの大切さに気づくことができました。