関西学生アメリカンフットボール1部リーグの第6節が12日、万博記念競技場で行われ、前節では立命館大学に27-38で敗れた関西大学は京都大学に34-10で勝ち、最終戦(第7節、26日14時@万博記念競技場)の関西学院大学戦に優勝の望みをつなぎました。
=上記動画は、試合のダイジェストと試合後の磯和雅敏監督、QB須田啓太(文学部3年)、そしてWR横山智明主将(商学部4年)のインタビューを収録=
第1クオーターにタッチダウンとフィールドゴールを決められ0−10と京都大学に序盤の主導権を握られた関西大学でしたが、「想定内だった」(横山智明主将、商学部4年)といたって冷静でした。
第2クオーター開始早々にQB須田啓太(文学部3年)から左サイドコーナーへ走り込んだWR井川直紀(商学部4年)への24ヤードのパスが通ってタッチダウン。反撃ののろしを上げると、終了間際にK中井慎之祐(法学部3年)が27ヤードのフィールドゴールを決めて10−10で前半を折り返しました。
攻撃でリズムを作った関西大学は、第3クオーターにRB小野原啓太(社会安全学部4年)のタッチダウンランで勝ち越しに成功すると、須田からのパスを受けたRB阪下航哉(社会学部3年)が右サイドを走り抜けてタッチダウン。第4クオーターにはRB山嵜紀之(経済学部2年)が50ヤードを走ってとどめを刺しました。
関西大学ディフェンス陣も第2クオーターから京都大学の攻撃を無失点に抑えることに成功。磯和雅敏監督は優勝のかかった関西学院大学戦の勝機を「相手のランをいかに防ぐか」と話しており、関西学院大学の攻撃を最少失点に抑えつつ、関西大学が少ない得点チャンスを確実にものにできるかが勝敗をカギを握りそうです。
第6節を終えた時点で、関西大学は5勝1敗、関西学院大学は6勝。26日に関西大学が関西学院大学に勝てばともに6勝1敗で並び、前日に行われる立命館大学が京都大学に勝てば、この3校が6勝1敗で並び3校優勝、甲子園ボウルに向けた大学選手権出場チームはくじ引きにより決まります。
26日の関西大学対関西学院大学の試合は、NHK Eテレで生中継されます。
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26日の関西学院大学戦でカギを握る関西大学ディフェンス陣=関大スポーツ提供
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