・ＫＡＩＳＥＲＳのメンタル強化講座 その８ 〜 予測力を高めるには 〜
ＫＡＩＳＥＲＳのみなさん、ＫＡＩＳＥＲＳファンのみなさんに関西大学の東体育館に置いているメンタルトレーニング関係の本から一部を紹介し、みなさんの目標達成に役立ててもらうための講座です。
ぜひ参考にして下さい。
＜前回の「KAISERSのメンタル強化講座」＞
・ＫＡＩＳＥＲＳのメンタル強化講座 その７ 〜 自分へのいい聞かせ 〜
メンタルトレーニングは理解できれば直ぐにできるものではなく、考え方、行動が変わるように日々練習が必要です。日常生活から考え方・行動を変えるトレーニングをしていきましょう。
前回に引き続き、『わかる！使える！スポーツメンタルバイブル』（笠原彰 著）から一部ご紹介します。
【予測力を高める方法はありますか？】
・予測力を高めるには、しっかり首を振って、相手や味方、ボールの位置を把握しましょう。疲れてきたり、集中力が途切れてきたりすると、首が動かなくなりますので、より積極的に動かす必要があります。
・攻めや守りのパターンを頭の中でイメージします。このパターンが多いほど、次の展開に対する予測が高まり、実際のプレーでも１歩早く動くことができます。
・意識して繰り返していくことで、行動と思考を変えていくことができて、予測が当たり、作戦が的中するようになってきます。
・最初は「外的イメージ」を意識しましょう。外的イメージとは、試合や練習を客観的に見るテクニックです。
・次に「内的イメージ」を実行します。内的イメージとは、自分自身が実際にプレーしているかのように見るテクニックです。
など
★スポーツアドミニストレーター（ＳＡ）からのアドバイス★
多くの情報を取り入れることは大切です。
視覚も周辺視野から多くの情報を取り入れることで、相手の動きや周りの動きが理解できます。視覚からの情報の収集を一点に集中する場合と周辺視野を意識し広い範囲から多くの情報を収集する場合と、状況に応じて使いわけましょう。
球技などの場合は次にボールを触る人に早く目を移して、相手の動きを見ることも心がけてみましょう。
相手の情報や癖を事前に頭に入れておくことも、判断の参考になります。
取り込んだ情報から、予測することを普段から意識して常に取り組みましょう。予測が当たる確率が高くなってきます。
『わかる！使える！スポーツメンタルバイブル』（笠原彰 著）
KAISERS Talkポスター（詳細）
東体育館内にあるスポーツ関連の書籍庫
