KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんに関西大学の東体育館に置いているメンタルトレーニング関係の本から一部を紹介し、みなさんの目標達成に役立ててもらうための講座です。
ぜひ参考にして下さい。
<前回の「KAISERSのメンタル強化講座」>
・KAISERSのメンタル強化講座 その3 〜 イメージトレーニング 〜
メンタルトレーニングは理解できれば直ぐにできるものではなく、考え方、行動が変わるように日々練習が必要です。日常生活から考え方・行動を変えるトレーニングをしていきましょう。
前回に引き続き、『わかる!使える!スポーツメンタルバイブル』(笠原彰 著)から一部ご紹介します。
【不安はゼロにはならない。どのような行動と思考をするかがポイント】
・気持ちは直接コントロールできません。気持ちを強く持てといわれても、具体的に何をしたらよいのかわかりません。
・スポーツメンタルトレーニングは、気持ちを強くするために「行動と思考をトレーニングする」ものなのです。
・不安という感情は、生きていく上で、危険を回避するために必要な感情です。必要な感情はゼロにはなりません。ゼロにならないものをゼロにしようとすることが無駄な努力で、非現実的です。
など
★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★
不安などの感情を無くそうと思うと、不安に対して意識してしまい、その感情にとらわれてしまいます。
今ある感情や現状をありのまま受け止めて、そのうえでどのような思考を持つのか、どのような行動をするのかが大切です。
感情は思考や価値観によって変わってきます。感情を無くそうと思ったり、変えようとするよりも、自分の思考のパターンを少しずつ変えていけるようにしていきましょう。
行動を変えることで、状況や結果が変化してきます。思考も変化してきます。
笑顔になる、声を出すや具体的にできるプレーなど、まずできる行動から実践していきましょう。
『わかる!使える!スポーツメンタルバイブル』(笠原彰 著)
KAISERS Talkポスター(詳細)
東体育館内にあるスポーツ関連の書籍庫