KAISERSのみなさん、KAISERSファンのみなさんに関西大学の東体育館に置いているメンタルトレーニング関係の本から一部を紹介し、みなさんの目標達成に役立ててもらうための講座です。
ぜひ参考にして下さい。
<前回の「KAISERSのメンタル強化講座」>
・KAISERSのメンタル強化講座 その1〜 どうして緊張や不安になる? 〜
メンタルトレーニングは理解できれば直ぐにできるものではなく、考え方、行動が変わるように日々練習が必要です。日常生活から考え方・行動を変えるトレーニングをしていきましょう。
前回に引き続き、『わかる!使える!スポーツメンタルバイブル』(笠原彰 著)から一部ご紹介します。
【メンタルトレーニングとは行動と思考を変えること】
・精神論的ないい聞かせや、決意表明的な言葉では、具体性がないので、メンタル面を強化しようがないのです。
・行動を変えたほうが、メンタル面の強化に効果的です。
「自信を持て!」 ⇒ 胸を張れ
「平常心でいけ!」 ⇒ 上を向け
「集中しろ!」 ⇒ 大股で歩け
・思考は外側からは見えませんが、行動であれば、他人からも自分でもある程度わかります。
・基本的に「考えすぎ」はネガティブな思考と感情を発生させます。
など
★スポーツアドミニストレーター(SA)からのアドバイス★
下記の図のように、思考と行動は連携しています。行動が変わるようにポジティブな思考に変えていくトレーニングは必要ですが、行動の変更から取り組むことは一つの方法として良いと思います。
また、試合中などプレー中は思考に意識するよりも具体的な行動を意識していく方が結果に繋がりやすく、感情や思考にも良い影響を与えやすいです。
みなさんも、様々な場面でどのように行動するといいか具体的な行動を決めておくといいかもしれないですね。
出来事・結果 → 考え方・思考
↑ ↓
行動 ← 感情
『わかる!使える!スポーツメンタルバイブル』(笠原彰 著)
KAISERS Talkポスター(詳細)
東体育館内にあるスポーツ関連の書籍庫