大学スポーツの統括団体「UNIVAS」(ユニバス)は28日、第1回UNIVAS Awards2019-20の各部門の受賞者・団体を発表し、本学テニス部の喜多美結(化学生命工学部2年)が優れた競技成績を残したパラスポーツ競技に取り組む学生個人に贈られる「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー」の優秀賞に選ばれました。また、安全確保に関する先進的取組事例に取り組んだ大学、運動部及び競技団体に贈られる「安全確保に関する優秀取組賞」では本学ATルーム学生トレーナー部が取り組んでいる『学生による包括的なSafety Systemの取組』が優秀賞に選出されました。
喜多は昨年10月にトルコのアンタルヤで行われた第2回世界デフテニス選手権に日本代表として出場し、女子シングルスで優勝、同ダブルスでは準優勝、ミックスダブルスではベスト8に入った活躍が高く評価されました。今年1月には第4回パラスポーツ賞(読売新聞社制定)で最優秀賞も受賞しています。また、デフリンピック(主催・国際ろう者スポーツ委員会)がデフスポーツにおいて世界的に顕著な成績を収めたデフアスリートに贈られる「スポーツマン&スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー」に日本人選手として初めて選ばれています。
『学生による包括的なSafety Systemの取組』は、本学ATルーム学生トレーナー部が本学体育会KAISERSの48クラブ、約2,500人を対象にした事故の防止や発生時の対応などを周知し、的確な対応を行うことを主目的に行っている活動で、各クラブに所属する学生トレーナーの育成や同部の学生トレーナーのクラブ帯同などで選手のケアや応急処置も行っており、体育会クラブ部員の安全に関する意識向上につながっています。
当初は3月27日に東京プリンスホテルで表彰式が行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの影響を鑑みて「受賞者及び関係者の皆様の健康への配慮、感染の拡大の不安を少しでも取り除くことが何よりも重要であると考え、会場に一堂にお集まりいただく形式ではなく、優秀賞の紹介と最優秀賞の発表をインターネット配信を視聴する形式に変更いたします」とUNIVASは表彰式の形式変更を発表しています。
なお、各賞の最優秀賞は3月27日に発表されます。
「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー」の優秀賞に選ばれた喜多
『学生による包括的なSafety Systemの取組』が「安全確保に関する優秀取組賞」の優秀賞に選ばれたATルーム学生トレーナー部
『UNIVAS Awards2019-20』優秀賞受賞者、受賞団体発表のお知らせ (UNIVAS公式HP)
https://www.univas.jp/news/11623/