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【ヨット】全日本学生選手権の国際470級で4位入賞!伝統の“強い関大” 復活への第一歩

第84回全日本学生ヨット選手権大会が10月31日から11月4日まで新西宮ヨットハーバーで行われ、本学ヨット部(265ポイント)は国際470級に出場し、慶應義塾大学(同95)、日本大学(同120)、早稲田大学(同252)の関東の強豪大学に次いで4位入賞を果たしました。関西大学の同大会国際470級での入賞は、5位になった滋賀県琵琶湖で行われた2012年大会以来7年ぶりとなりました。

「君たちがこの1年間で最も進化したチームではないかなと思う」と試合後のミーティングで選手たちに語りかけた田中満総監督。「君たちのデビュー戦となった秋の新人戦では何位やったかな?最下位だったよな?関西で最下位だったんだよな我々は。関西で最下位のチームが全国で4位になった。君たちが一番進化し、一番成長したんではないだろうか。それは自信を持っていいと思う」。

関西大学は初日(1日)の1Rで#53井堰威瑠(人間健康学部2年)・小道大輔主将(総合情報学部4年)が2着に入るなど好スタートを切ると、2Rでは#52蔵田翔也(システム理工学部1年)・中島佑樹(社会学部4年)が8着に入って最上級生がチームを牽引し、総合で3位につけました。

風に恵まれず2日目、3日目とノーレースとなって迎えた最終日(4日)の3Rでは、#52蔵田・中島が7位に入るなど総合で3位をキープしましたが、最終4Rで強豪・早稲田大学が9位、14位、16位と3艇が上位でまとめて、関西大学は#54野田空(人間健康学部3年)・谷口健介(社会安全学部1年)が10位に入るなど健闘しましたが、早稲田大学に逆転を許して13ポイント差で4位となりました。

「結果的には4位になってしまったけども、最初は(国際470級で)優勝を狙っていただけあって少し心残りもある」と率直な思いを口にした小道主将。二人三脚で小道主将とチームを引っ張ってきた中島は「この4日間で優勝(争い)に絡めたことは、関西大学にとっても成長できたことだと思う」と述べ、チームの躍進に胸を張りました。

関西で最下位だったチームが日本で4位に飛躍したのは、どこにも負けない練習量でした。本大会の会場となった新西宮ヨットハーバーは関西大学のホームポートで、「ボートスピードを上げるためにセール(ヨットの帆)を合わせることを追求した」と小道主将。夏合宿では徹底的にボートに乗り込むことで、風の変化に合わせてスムーズに体重移動することなど細かな部分までその感覚を身体に刻み込んでいきました。

「夏場は朝早く出艇して、昼ごはんを食べる時間ももったいないので沖飯(海上で食事)を取って1日中練習したので、他の大学より練習量というところで差がついたと思う」と中島が夏合宿を振り返るように、選手たちはヨット競技に徹底的に向き合うことで、着実に力を伸ばし自信をつけて全日本学生に挑むことができました。

「誰よりも長い時間、誰よりも回数多く海の上にいて、ひたすら練習してきたので、その結果が今回の(全日本インカレで4位という)結果につながったのかなと思う」と小向井正樹監督は愛弟子たちの確かな成長に手応えを感じていました。

来年もまた同会場で行われる全日本学生選手権に向けて、今回出場が果たせなかったスナイプ級への出場と、1954年大会以来となる総合優勝を見据えて古豪復活を目指す関西大学。「まずは人を集めて、新入部員をたくさん入れて、両クラス、スナイプ級と国際470級にどちらにもエントリーできるようにしたい。ただ、出場するだけでなく総合優勝を日本インカレで目指していく」と小向井監督は今回の4位を礎に“強い関大”復活へ意欲を見せていました。

<全国4位に入った国際470級のレースの模様や小道主将&中島副主将インタビューを下記にて公開中>

国際470級で4位入賞を果たした関西大学ヨット部

4位の表彰を受けて笑顔の小道主将(右)と中島副主将

レースに向けて出艇するKAISERSのボート(中央)

【動画】全日本学生ヨット選手権のレース模様やその裏側での戦い、小道主将&中島副主将インタビュー
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/media/IMG_EZDJ5596.MOV

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