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【アイスホッケー】関西学生リーグ”関関戦”は関大が圧勝!鈴木監督「いい守りからいい攻撃を」

関西学生アイスホッケーリーグ第5戦が6日、関西大学アイスアリーナで行われ、関西大学は関西学院大学に6−2で圧勝しました。関西大学は5日に行われた同志社大学戦が試合途中でサスペンデットとなっていますが、負けなしの4連勝となっています。

「昨日の同志社大学戦よりは(選手の)動きが緩慢だったというか、細かなところでのコミュニケーション不足などで(得点は)入れられなかったけど、その機会を与えてしまったりと、ちょっと精度が落ちていたと思う」と昨年秋に敗れた“関関戦”のリベンジにも鈴木宣夫監督の評価は辛口でした。

鈴木監督が厳しいのには理由があります。秋の関西学生リーグでチームは11連覇中と今や関西に敵なしの状態の関西大学は、今季の関西学生リーグ戦でも初戦の大阪大学に17−0、第2戦の京都産業大学に15−0、第3戦の立命館大学には12−3と他を寄せ付けない圧倒的な力を見せています。関西大学としては関西でただ勝つというだけでなく、日本インカレで優勝争いをする関東勢を視野に入れて戦っているのです。

「毎年(選手には)言っているのですが、(関西では)勝って当たり前ですが、重要なのは試合内容ですね。あとは油断しないこと。昨年、関学に負けていますし」と鈴木監督。「ずっと(油断せずに)やり続けるメンタルの強さがあれば全国大会に行っても戦える。(関西大学が)強い時はそのメンタルをリーグ戦から持続してやれている。メンタルをキープできれば成績もいい。でも、ダメな年はそのメンタルがもたない。『今日は楽勝や。相手が弱い』と思ってだらっとしてしまう。そういった意味では今年はまだまだ弱いです」。

関西大学は1ピリオド9分54秒にFW瀧本風斗(総合情報学部3年)のゴールで先制。「あと、1、2点は取れていた」と鈴木監督が話すように、追加点を取れる機会はあったもののあと1歩が出ませんでした。逆に、1ピリオド19分39秒にFW三浦詰平主将(人間健康学部4年)がホールディングの反則で2分間の退場を余儀なくされました。

一人少ない関西大学は2ピリオド1分33秒、関西学院大学のパワープレーに屈して失点し、同点に追いつかれました。「キャプテンである僕が無駄な反則をしていては、上のチームと戦った時に(チームに)迷惑をかけてしまう」と自らのプレーを悔やんだ三浦主将。それでも、関西大学は5分58秒にFW高橋佑萌(人間健康学部2年)がカウンター攻撃で勝ち越しのゴールを決めると、三浦主将がスピードを生かしてこのピリオドに2得点を決めるなど5−1とリードを広げました。

3ピリオドに関西学院大学に中央からミドルシュートを決められて、この試合2失点を喫した関西大学。鈴木監督は「去年の日本インカレ(準々決勝の日本体育大学戦)で負けて、今年は風通しを良くしてもう一度原点のいい守りからいい攻撃へという関大のホッケーに戻って、守りを重視してやっていこうとしている」と日本インカレで準優勝した2013年のチームを模範に“原点回帰”の方針を示しているだけに、今回の関西学院大学戦での2失点には大きな課題を残す試合となりました。

12月に行われる日本インカレで優勝するために、関西大学は関西学生リーグ戦でどのように戦っていくかが重要になってきます。その中でいかに守りから攻撃のリズムを作っていけるかがポイントになってきそうです。三浦主将はリーグ戦の後半戦、そして日本インカレに向けて気を引き締めています。

「全国でも関大は『守りがすごい』と言われていて、そこがうちのチームのセールスポイントなので、まずは守りの部分をしっかりと修正して、次の2順目(リーグ後半戦)は無失点でいきたい。得点の方は例年に比べて取れていると思うが、まだまだスコアできる部分が多くあるので、もう一度その部分を見つめ直してやっていきたい」

<三浦詰平主将のインタビュー動画を下記にて公開中!>

1ピリオド9分54秒、先制のゴールを決める瀧本(関大スポーツ編集局提供)

関西大学アイスアリーナで行われた”関関戦”

三浦詰平主将

【動画】”関関戦”で勝利した三浦主将インタビュー
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/media/IMG_ice1007.MOV

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