関西大学 スポーツ振興グループ

  • 新着情報
  • 体育会部員の皆様へ
  • 事務室時間帯
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • HOME
  • 新着情報
  • 【アメフト】関西学生リーグ第4節で龍谷大に40−14快勝!10月12日の立命大戦へ

【アメフト】関西学生リーグ第4節で龍谷大に40−14快勝!10月12日の立命大戦へ

関西学生アメリカンフットボールリーグの第4節が王子スタジアムで29日に行われ、関西大学KAISERSは龍谷大学SEAHORSEに40−14(7−0、12−7、14−0、7−7)で快勝しました。3勝1敗としたKAISERSは、10月12日午後3時からヤンマーフィールド長居で行われる第5節で立命館大学PANSERS(4勝)と対戦します。

「今日の試合は相当タフな試合になると予想していた中で、選手たちがしっかりとタフな試合を制してくれた」と中村敏英ヘッドコーチ(HC)。「結果、勝ったということに満足している」。

KAISERSは、QB日野上健一(総合情報学部4年)が2つのタッチダウンパスを含むトータル86ヤードを獲得し、走ってはRB笠田護(経済学部3年)が両チーム最長となるトータル63ヤードゲインに成功、2つのタッチダウンを決めました。合計5つのタッチダウンを決めたKAISERSは、今季リーグ戦最多となる40点を奪ってSEAHORSEを圧倒しました。

今季初戦となった京都大学GANGSTERS戦で38−7と昨シーズンのリベンジを果たして好スタートを切ったKAISERS。しかし、第2節では昨シーズン5位の神戸大学RAVENSに10−18と逆転で11年ぶりに敗北を喫し、「どん底に行った」とRB小田康平主将(経済学部4年)。RAVENS戦で負けた原因の犯人探しがチーム内で始まり、チームは空中分解寸前までいきました。

しかし、第3節の同志社大学WILD ROVER戦まで2週間という時間が、チームが立ち直る猶予を与えてくれました。「あせらずにまずは選手たちの思いを聞いて、感情を全部出してもらって、そこから立て直すことに着手した」と中村HC。リーダーシップを高く評価する小田主将を中心に4年生が中心となって、選手同士が徹底的に向き合ったことで、それぞれ思っていたことがマグマのように噴出しましたが、その沸々と湧き出た熱が自分たちの原点に立ち返る原動力となってチームが一枚岩へと固まっていきました。

「まずは自分たちが今行っている行動の全ての見直しから始まった。ミーティングも練習もそうだが、“今までの当たり前”ということがどれだけ低かったかというのがRAVENS戦で分かったので、その当たり前のレベルをもう一段階上げようと4回生で話し合った」と小田主将。「1番勝ちたいと思っているのは4回生で、その4回生がグランドでもグランド以外の場所でも、今年の(チームの)スローガンでもある『俺がやる』というものを4回生が体現しないと下級生はついてきてくれない」。

「僕らのチームは関西学院大学や立命館大学に比べてどうしてもアスリート力(が劣ってしまい)、一人のスーパースターがいないので、誰かがやってくれるというのじゃなくて、全員が“俺がやる”という強い気持ちを持ってプレーしないと勝てない」と今季のスローガン『俺がやる』に込めた意味を説明する小田主将。RAVENS戦でのよもやの敗戦はチームがもう一度原点に立ち返るべくお告げだったのかもしれません。

迎えた同志社大学WILD ROVER戦では、先制を許す苦しい立ち上がりになったものの、後半に逆転して19−7とタフな試合を制してKAISERSは今季2勝目。KAISERSは再び優勝争いにチャレンジできるかどうかの試金石となる第4節のSEAHORSE戦に挑みました。

KAISERSは、第1Q 8:03に今シーズンからスターターとして出場しているQB日野上の6ヤードのタッチダウンパス(PAT=K谷川堅斗、人間健康学部4年)で先制。第2Qに同点に追いつかれたものの、7:35にすぐさまK谷川の43ヤードのフィールドゴールで勝ち越しに成功。10:06には日野上から「何かあったら僕かRB桑田(理介、経済学部3年)にパスを投げろと常に言っている」と話すRB小田主将への“ホットライン”に、5ヤードのタッチダウンパス(PAT=K谷川)が通って19−7とSEAHORSEを突き放しました。

後半に入ると、KAISERSはラン攻撃でSEAHORSEデイフェンス陣を切り崩しました。クオーターバックにはこの試合3日前に「選手たちから『4年生の意地を最後に見せたい』と直訴があった」と言う中村HCが起用を決めたQB畑中佑斗(システム理工学部4年)が出場。QB畑中はこの試合笠田に次ぐチーム2番目となるトータル29ヤードをゲインし、中村HCとチームメイトの期待に応えました。「中でゴリゴリ行って、時間を使いながらドライブするのが後半の目標だった。その通りにドライブできてよかった」と小田主将は同級生の活躍にも笑顔を見せていました。

次戦ではこれまで4勝と強さを見せている立命館大学PANSERSとの大一番が待っているKAISERS。中村HCの心はシーズンを通して変わることはありません。

「我々はチャレンジャーとしてどこよりも泥臭く、ハードに、そしてフェアーにフットボールをやりたい。フットボールが好きであることをどれだけ見せられたかというものが、自分たちの力の源泉だと思っている。フットボール、そしてカイザーズというプライドと愛着を持って、それを見ている人に伝わるくらい表現できるような試合を力強くやっていきたい」

<中村敏英ヘッドコーチのインタビュー動画を下記にて公開中!>

龍谷大学に勝利し、学歌を歌う小田主将(右)らKAISERS選手たち

龍谷大戦後のインタビューに答える中村ヘッドコーチ

【動画】アメリカンフットボール部中村敏英ヘッドコーチインタビュー
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/media/IMG_AM5951.MOV

新着情報一覧へ

このページの先頭へ