【高等部２年】ハワイ研修（B班）（10月26日）
2017.10.28
第1日 10/26(木)
ハワイ研修旅行B班は、10月26日から11月3日の7泊9日の予定です。
初日となった今日は、ハワイまでの移動の日です。
26日夕方、関西国際空港に集まった生徒たちを見ると、これから始まる大イベントにわくわくした顔と、やや緊張した顔とが混じっていました。
全員が集まれば、まずは出発式です。
この研修旅行全体を統括した研修旅行委員の代表生徒からあいさつをし、全体の目的や意義について説明がありました。
今回の旅行は「修学旅行」ではなく、「研修旅行」です。
この目的は、実地での体験からしか得られない学びを深め、グローバルな経験をすることで、自分の理解や視野を広げることにあります。また、それと同時に、研修旅行自体を生徒の手でつくることで、自立する力を身につけることも目的にしています。
こうした話を教員の立場からではなく、同級生である研修旅行委員から聞いたことで、生徒たち自身、だれもが決意を新たにしたようでした。
その後、関西国際空港での出発では無事に全員が飛行機に乗り込み、離陸しました。機内では研修だということを意識してか、片言でもキャビンアテンダントの方と英語で会話しようとする姿勢も見られました。機内食を食べて、満腹になったところで一休み。
その間に飛行機は、一路、ハワイへと向かいました。
目が覚めて飛行機の窓を開けると、東からの日差しが強く差し込み、遠いハワイまで研修旅行に来たことを思わせてくれました。
ダニエル・K・イノウエ空港（旧ホノルル空港）で自由昼食となりましたが、ここでは研修の一環として、それぞれが自分で英語を使って注文しました。
中には、よくわからないまま返事をして違うものが出てきたり、思ったよりも多い分量のメニューを頼んでしまったりということもありました。それも一つの経験として、思い思いの楽しい昼食になったようです。
ここでまた飛行機を乗り換えてホノルルを後にし、ハワイ島のヒロに到着しました。
バスでの市内観光もしましたが、予定よりも1時間ほど早く着いたこともあり、ゆっくりと散策をする時間もありました。
夕食は、ホテルのレストランでしたが、ここでも研修旅行委員が今日の反省を踏まえて、よりよい旅行にするためにどうすればいいか、全員に自分の考えを伝える場面がありました。このあたりも、生徒が自分たちの手で作り上げる研修旅行、という側面が強く現れた部分だと思います。
メニューは少し多めでしたが、お腹が減っていたのか、大きめのお肉もぺろりと平らげていました。
食後は、研修旅行委員・学級委員・プロジェクト委員・国際交流委員が集まって委員会を開きました。
生徒の目から見ての反省点や改善点を出し合うことで、さらによい研修とし、互いに高め合うことを目的にしました。
また、オートロックのカードキーを部屋に閉じ込めてしまうといった些細なトラブルであれば、生徒が自分でフロントに行って英語で説明するようにしています。これも、研修旅行の目的を果たすためです。生徒たちが何とか英語で話をし、コミュニケーションを取ろうとしている様子が伺えました。
日本を出発して約20時間。だれもが少し疲れた様子で、今日は早めの就寝となりました。クーラーを付けなくても涼しいハワイの夜は、生徒たちに心地よい眠りを与えてくれることと思います。
明日10月27日（日本の10月28日）は、コース別研修です。
B班は、事前に希望した天文・海洋・火山・日系移民・という4つのコースに分かれ、ハワイ島での研修をおこないます。
