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平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報 平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報

休校措置に伴うオンライン形式授業を実施しています Vol.3

3月10日から3月18日の期間実施していたオンライン形式の授業が終了しました。
本校にとって初めての取り組みでしたが、生徒、教員ともに試行錯誤しながら進めていくことができました。


【中等部・高等部 保健体育】
①ラジオ体操第1についての資料を見る。

②ラジオ体操の練習を行う。

③実演動画を撮影し、提出する。
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【中等部1年 英語】
①Quizletを使って、中1の基本英単語・フレーズ210問を復習。
 →音声を聞いて確認する。制限時間マッチゲームをする。テストをする。
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②スプレッドシートを使って、リアルタイムでQuizletの内容を生徒が記入。
 →マッチゲームの時間、テストの点数、テストにかかった時間、理解度、Quizletの感想
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③Quizletで復習した後に、再度ノートに書いて基本単語・フレーズを再確認。
 →自分で復習が必要だと思ったものを自学ノートに記入。
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【中等部3年 数学】
①授業担当者が、課題内容の解説動画を作成する。
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②生徒は、課題の問題をノートに取り組んでから、解説動画を視聴する。
 丸つけ・赤直し・まとめを書いたノートを写真に撮って、課題提出BOXに提出する。
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③配信される「Googleフォーム」から、到達度チェックテストに取り組み、自身の理解度について確認する。
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④最終日には、これまでの数学の授業のふりかえりコメントを録画して提出する。
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【生徒の感想】
今日の配信で特に心の残っているのは、考える科です。この話は、何を伝えたいのか。ぱっと読んで感じた表面上のメッセージだけではなく、何度も何度も読み返して気づいた深いメッセージを探しました。みんなと行う探究学習よりは劣りましたが、自分ができる範囲で探究学習をすることができたと思います。また、この土日、課題配信がない日を過ごしてみて、少し寂しい思いを抱きました。課題配信をしている日は、先生方から課題の投稿が来たり、課題提出BOXにみんなが課題を提出していたりします。このような些細な出来事が、みんなと一緒にいるような安心感を与えてくれているのかもしれません。早く、4月になって先生やみんなと会って、話をたくさんしたいです!(中等部1年)

iPadの配信授業では、全ての課題を時間内に取り組むことができました。先生方の作ってくださった配信用動画やプリントはとても分かりやすくて学校に行けないというハンデがあっても、十分に理解することができました。ありがとうございました。これから始業式まで、今のような規則正しい生活を続けて、新学年に向けて今までの復習をしていきたいです。(中等部2年)

英語表現の授業では暗唱をして、事前に何度も何度も練習して動画を撮影することができた。またこのような暗唱をする時があったら、今回よりも良い暗唱ができるようにもっと多く練習したい。また、世界史の授業では、先生の説明を聞いていると分かりやすく、あっという間だった。そして世界史がより楽しく思え、今回の動画が最後なのが悲しく、これからも先生の授業動画を見たいと思った。(高等部1年)

1週間の自宅授業が終わりました。どの先生も工夫してくださって、課題もこなしやすかったし、規則正しく生活できたと思います。この後、コロナがどうなるかわからないけど、安心して新学期を迎えられたらいいなと思います。(高等部2年)


【教員より】
生徒とリアルタイムでやりとりをすることができ、生徒の学びだけでなく、教員側も学ぶことができた。今回オンライン形式で実行してみて、上手くいった内容や改善して取り組みたい内容などをふりかえり、次年度以降の授業の中にも取り入れていきたい。

どのような課題にしたら良いか悩みました。生徒の皆さんが課題の内容をくみ取り、素早くレスポンスしてくれたことから、学び方の新しい可能性を感じた。

情報収集したデータをもとに、自分なりに理解、分析し、結論を導くことができた。高校生は情報の表現も見やすく編集できているものも多く、情報発信がうまくできる生徒が増えたと感じた。

先生たちもそれぞれ楽しそうに授業を配信しているように感じる。また、生徒たちのふりかえりからも、非常に熱心に家庭学習に取り組んでいる様子がうかがえ、課題にもしっかりと取り組んで提出されているのを見ると、今回のオンライン配信型授業は大成功だったのではないかと思う。

毎日生徒たちから提出された課題や振り返りコメントを見て、生徒のみんなが一生懸命に取り組んでいる姿が想像できた。教員側もどんな課題だったら1時間みんなが集中できるかを考えながら学校で動画を取ったり、課題を作成したりした。それぞれ同じ場所にいることはできなかったが、こういったオンラインでの活動を通じて、一緒に時間を共有できているように感じた。

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