2025年度 飛鳥史学文学講座 6月8日(日)に特別講・第3講終了
25/07/24
6月8日(日)、午前10:00より、明日香村教育委員会文化財課課長補佐で本学非常勤講師の西光慎治先生による特別講、午後13:00より、作家で本学客員教授の玉岡かおる先生による第3講を開催。
時折小雨が降り、そろそろ梅雨入り...を思わせるあいにくの天候でしたが、多くの方にご来場いただきました。
特別講は「自然災害と飛鳥の都―災害考古学からの警鐘―」を演題として講演。
自然災害と遺跡をテーマにした内容で、大規模な災害を経てきた遺跡がいかに深刻なダメージを受けているか、また、それに対してどのように保存・管理していくべきかを考えさせられる講演でした。
第3講の演題は、「聖徳太子をばらばらにする―明日香から羽ばたいた偉人の真実と虚構―」。
前半に聖徳太子の概要、後半は玉岡先生による空想物語というユニークな構成の講演で、大胆な仮説の展開に受講者も興味を示されている様子でした。