1月15日（日）「平成23年度飛鳥史学文学講座―やまと・あすか・まほろば塾―」の第9講を開催いたしました
12/01/19
1月15日（日）、明日香村中央公民館において、「平成23年度飛鳥史学文学講座―やまと・あすか・まほろば塾―」の第9講を開催いたしました。
この日は、関西大学文学部 藪田 貫 教授が、「女たちの大和古寺巡礼―佐登子と桂子の大和巡り―」の講題で、川路佐登子と内藤桂子、この二人の女流歌人の作品を紹介しながら、江戸に長年暮らしたのち上方に移り、まほろばの大和を巡った彼女たちにとって大和はどういう世界だったのかをテーマに講演を行ないました。
ご出席いただいた受講者の皆さまに、厚く御礼申し上げます。
当日は、昭和50年開講の本講座当初から今日まで、長年ご好意で講題をご揮毫いただいている明日香村在住の書道家、垣内飛翠先生へ感謝状を贈呈いたしました。
また、会場内には、直近の作品を展覧し、その力強い墨跡で年明けの「飛鳥史学文学講座」に花を添えていただきました。
次回第10講は、3月11日（日）の13時15分から開催いたします。
講師には、関西大学文学部 米田 文孝 教授を迎え、「牽牛子塚・越塚御門古墳と斉明天皇」の講題で、両古墳の発掘結果の解説を出発点に、斉明天皇から天武・持統天皇の時代を考古学的視点から復元します。
皆さまのご出席をお待ちしております。
【「飛鳥史学文学講座―やまと・あすか・まほろば塾―」受講案内】
・平成24年度の「飛鳥史学文学講座」につきましては、現在「講座要項」を作成中ですので、今しばらくお待ちください。
平成23年度の開催日程、講師等の詳細は、「飛鳥史学文学講座」案内をご覧ください。
・講座受講料は、１講座1,000円（年10回、年間申込5,000円）です。
・年間申込を希望される方は、教育後援会（電話：06-6368-0055）へご連絡をお願いします。
・1講座のみ受講希望の方は、開催当日、明日香村中央公民館内の講座受付でお申し込みください。
・講座開講日には、近鉄飛鳥駅から会場「明日香村中央公民館」まで、受講者専用バス（無料）を運行しています。
＜平成23年度第9講の様子＞
＜垣内飛翠先生作品展覧の様子＞
＜垣内飛翠先生への感謝状贈呈＞
