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その他の講演・シンポジウム
【開催案内】研究部門別発表会(第55回)(2017.11.14開催)
B(生命・人間・ロボティクス)研究部門
B研究部門による研究部門別発表会を下記の通り開催いたします。
- 日時:
- 2017年11月14日(火) 14:40~16:30
- 場所:
- 関西大学千里山キャンパス 学術フロンティア・コア 3階会議室
- テーマ:
- 「放線菌が持つ多彩な生理活性分子生合成マシーナリー」
- 講演①:
- 14:40~15:00
「放線菌の生理活性アミノ酸ホモポリマー生合成機構に関する研究」 - 関西大学 化学生命工学部 准教授 山中 一也
《講演概要》
天然に見出される"ホモ"ポリアミノ酸としては、Bacillus属細菌が生産するɤ-poly-glutamic acidと数種の放線菌が生産するε-poly-L-lysine(ε-PL)、その類縁体であるpoly-L-diaminopropionic acid及びpoly-L-diaminobutyric acidが知られている。後3者は、何れもポリカチオン特有の強力な抗菌活性や膜透過性など様々な生理学的性質を示すことから医療分野への応用利用も期待されている。これらの直鎖ポリマー構造を構築する生合成機構は何れも長年未解明であったが、我々は世界に先駆けてε-PLが膜結合型のユニークな酵素により生合成されることを明らかにした。本講演ではε-PL生合成と、その知見に基づく新規生理活性ポリアミノ酸の探索及び生合成研究について紹介する。 - 講演②:
- 15:00~16:30
「放線菌のテルペノイド生合成機構に関する研究」 - 東京大学 生物生産工学研究センター 准教授 葛山 智久
《講演概要》
テルペノイドは、天然から50,000以上の化合物が単離されており、その構造と生物活性はきわめて多様性に富んでいる。その構造多様性は、単純な2つのイソプレンユニット、イソペンテニルジリン酸とジメチルアリルジリン酸が複数個縮合した後、複雑な環化反応と水酸化などの様々な修飾反応によって達成される。本講演では、土壌微生物である放線菌由来のテルペノイドに関するユニークな酵素の同定と反応機構の解明に至った過程について紹介する。 - 参加費:
- 無料
- 申込方法:
- ①、②どちらかの方法にてお申込みください。
① 必要事項(お名前、所属、電話番号、メールアドレス)をご記入の上、
下記メールアドレスに送信ください。
② 下記チラシを印刷し、裏面のFAX送信票に必要事項をご記入のうえ、
FAXにて送信ください。
研究部門別発表会チラシ(申込書式あり)
- 【お問合せ・お申込み】
- 関西大学 先端科学技術推進機構
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
電話:06-6368-1178 FAX:06-6368-0080
E-Mail: sentan@ml.kandai.jp
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