関西大学のスポーツ史

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馬術部 若原尚

 昭和41年11月12日、第38回全日本学生馬術選手権大会が東京馬事公苑で開かれた。
本学からは関西地区予選で優勝した赤井義照(昭39高1)と、2位の若原尚(昭42学1商)が出場していた。初日、馬場馬術で若原は4位につけた。場所を大阪の杉谷馬事公苑に移した3日目、障害競技で決勝リーグに進み優勝した。若原は第38代学生日本一となり、関大馬術部としては初の全日本学生を制した瞬間だった。
 若原は大学卒業後、選手を引退し、馬術部コーチとして後輩の指導と馬の調教にあたっていたが、昭和59年2月の監督就任をきっかけに、再び現役を復帰、61年9月のアジア大会や、63年9月のソウルオリンピックにも出場した。

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