関西大学のスポーツ史

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谷口睦生

大正2年(1913)3月5日熊本県八代に生れる。
昭和14年、関西大学法学部を卒業。中学校時代から九州選手権(100・200メートル)保持者となる。同郷同窓の戸上研之(三段跳)と共に本学に入学、昭和初期日本陸上短距離界の双璧として東の吉岡隆徳選手(暁の超特急)、西の谷口睦生選手ありと称された。
 昭和8年、日比対抗東京大会200メートル優勝。昭和10年、第6回学生オリンピック大会200メートル優勝。 翌11年、 第11回世界オリンピック大会に日本代表選手として出場、赫々たる輝かしい活躍の跡を残しスポーツ日本のために貢献、関大スポーツの第1期黄金時代を築いた。
 昭和14年、卒業後八幡製鉄(現新日鉄)に入社したが、応召して熊本師団から出征。 中国より南方に転戦、 昭和18年(1943)10月2日戦死した。30歳

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