西本  寛一

(1901〜1971)

校友 理事 弁護士

明治34年(1901)12月14日奈良県に生れる。
大正11年、関西大学専門部法律学科を卒業。同年10月弁護士試験に合格、大阪で弁護士を開業した。
 そのかたわら、 昭和3年から約15年間北陽商業学校の講師を勤めた。昭和19年4月から1年間大阪弁護士会副会長、昭和29年には、日本弁護士連合会常任理事に就任するなど、弁護士会で重きをなした。
 関西大学には昭和21年に講師(商法)となり、昭和23年には教授(員外)となった。 昭和27年、本学評議員に選ばれ理事に就任した。
 その後、昭和31年から昭和43年まで連続4期(16年間)にわたって評議員をつとめ、昭和37年、には監事に互選されたが、のち理事となり、約25年間の永きにわたって経営に携わり母校の発展のため尽力した。
 また、昭和39年には愛知学院大学教授になっている。昭和46年(1971)8月1日没した。69歳