長柄  金吾

(1906〜1965)

校友  常任監事 公認会計士

明治39年(1906)1月9日細川多平・タカの七男として香川県三豊に生れる。
 大正10年頃、大阪に出て働きながら夜学関西大学第二商業学校に通った。昭和2年、日本大学大阪専門学校に進学、同時に野中法律事務所に転職した。昭和5年、同校を卒業。 この頃、長柄八重の養子となる。
 昭和9年、本学経済学部に入学し、昭和12年、卒業と同時に計理士と弁理士を登録し事務所を開業した。その後、応召した。
 戦後昭和24年、日本計理士会副会長、昭和30年、日本税法学会理事に選ばれた。この頃、公認会計士法の発足に関して紛争がおこり、 その解決に尽力した。
 昭和27年、本学評議員に選ばれ、 昭和35年には、常任監事に推され、昭和39年にも再び監事に選ばれ、母校の発展に尽くした。また、 本学の校友会役員に選ばれた。昭和37年、日本税理士連合会のアメリカ税制調査団の一員として渡米。その3年後の昭和40年(1965)5月6日没した。59歳