内藤 正知

(1870〜1945)

校友 社員 弁護士

明治3年(1870)4月20日、岡山県に生れる。
京都第三高等中学から関西法律学校に入学。明治25年に卒業し、和仏法律学校(法政大学の前身)を明治31年に卒業する。
 翌年、弁護士試験に合格し、大阪で開業する。同僚弁護士たちの信頼が厚く、明治35年から36年まで大阪弁護士会副会長となる。
 本学との関係は、明治30年の校友会結成時に始まり、社団法人への改組(明治33年)に尽力したのをはじめとし、明治35年に江戸堀校舎新築の基金募集委員、明治45年に福島学舎の拡張副委員長などの要職につき、本学の発展に数々の功績を残す。
 本学の理事を務めた内藤正剛は従弟にあたる。昭和20年(1945)10月11日没した。75歳