武内 作平

(1867〜1931)

校友(関西法律学校1期生) 弁護士 政治家

慶応3年(1867)10月23日、今治市に生れる。
明治20年、広島から大阪に出て関西法律学校に入学し、明治22年に卒業する(1期生)。
 その後、上京して和仏法律学校(法政大学の前身)に学ぶ。明治30年に弁護士を開業し、大正7年から大阪弁護士会長を務めるかたわら大阪財界人としても活躍、大阪土地建物、日本冷蔵、阪堺電鉄などの役員を歴任する。
 明治35年、衆議院議員に初当選し、政界に進出する。大正14年、浜口蔵相のもとで大蔵政務次官を務め、のち浜口内閣時代には予算委員長となる。昭和6年には第2次若槻内閣の法制局長官を務める。昭和6年(1931)11月8日没した。64歳