板橋 菊松

(1888〜1983)

教授 社債信託論 本学東京渉外本部長

明治21年(1888)2月3日大阪府三島郡に生れる。明治38年、関西大学に入学したが、明治40年に早稲田大学に転学し翌年同校政経学科を卒業。卒業後、大阪滑稽新聞主筆をつとめたが、 大正9年には京城高商講師となる。大正15年、立教大学講師を経て昭和2年教授に就任。昭和3年、司法省在外研究員として英米に留学。帰国後約2年間法政大学教授を勤め、関西大学へは、昭和6年から講師として勤めた。戦後、昭和28年に商学部教授となり、翌年には商学部長に選ばれた。昭和31年に東京連絡本部長、昭和33年、定年退職。引き続き、客員教授として残り、昭和36年に顧問に推挙された。
昭和38年から大阪学院大学教授に就任。昭和50年には同大学総長となった。また、その間、大学設置基準協会理事、大学設置審議会委員、私立大学連盟常務理事として私立大学発展のために活躍した。昭和58年(1983)1月23日没した。94歳