後藤 武夫

(1870〜1933)

校友 帝国データバンク創立者

明治3年(1870)8月18日、福岡県に生れる。
明治16年、福岡中学に入学。明治20年4月、上京して東京英語学校(日本大学の前身)に入学するが、明治23年春に帰郷して井尻高等小学校の教員となる。明治27年、妻子を伴って来阪。関西法律学校に入学し、勤めながら修学し、明治30年に卒業する。
 福岡日日新聞社に入社するが、上京して明治33年に帝国興信所を開業する。大正2年、東京市京橋区の区会議員となり、翌年には市会議員に当選する。昭和5年、日本魂社を創設し、雑誌『日本魂』を創刊する。昭和11年には大日本教化団体連盟を組織する。本学との関係は、明治44年に校友会東京支部が結成された時に推進役となったことから始まり、長らく校友会東京支部長を務める。大正7年、本学の社員に選ばれ、大正9年に協議員となる。同年、社団法人から財団法人への改組にあたり、調査委員となって大学の発展に寄与する。昭和8年(1933)2月25日没した。62歳