石  純太郎

(1888〜1968)

教授 東洋史

明治21年(1888)8月27日大阪市に生まれる。10歳にして泊園書院に入り、藤沢南岳について儒学を研鑽。明治39年、市岡中学校を卒業したのち、独学で東京帝国大学に入学し、明治44年、同大学支那文学科を卒業。この頃、内藤虎次郎(湖南)博士に出会い生涯の師とした。大正11年、大阪外国語学校で、言語学の研究に専念した。当時、同校で西夏語の研究をしていたニコライ・ネフスキー講師と親交を深め、西夏語の研究をはじめる。
大正13年、内藤湖南に随行して、欧州各地を回り西域出土の古文書を調査。帰国後、大正15年、関西大学専門部講師となる。傍ら、龍谷大学、京都帝国大学の講師を兼ねた。のち昭和10年、龍谷大学の専任講師となる。昭和17年には大阪言語学会を創立した。
戦後、昭和24年本学教授に就任。昭和28年、西蔵学会会長に推挙された。昭和32年に本学文学博士の学位を受ける。昭和34年、退職、名誉教授となった。昭和43年(1968)2月11日没した。79歳