大月    伸

(1896〜1980)

校友 理事 弁護士

明治29年(1896)12月18日岡山県に生れる。大正6年、関西大学専門部法律学科を卒業し、大正9年、弁護士試験に合格、翌年大阪で開業した。
 以来、昭和11年、 大阪弁護士会副会長、 昭和25年、日本弁護士連合会監事、理事となり、昭和29年、 大阪弁護士会会長になった。同年日本弁護士連合会副会長、更には常務理事を勤め昭和39年、日本弁護士連合会会長に就任。
 関西大学の経営に参加するようになったのは、昭和22年、法人評議員に選ばれた時に始まり、のち昭和33年、理事となり、名神高速道路問題などに活躍した。
 その後も評議員として母校の発展に尽くした。昭和42年顧問に推挙された。また、昭和31年から本学の校友会会長を5年間務めている。昭和55年(1980)4月13日没した。83歳