収蔵資料

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 昭和54年(1979)に第一高等学校を卒業した生徒が使用していた制帽である。丸帽に2本の白線が入る。このころの制帽は、昭和24年(1949)に廃止された関西大学予科の学生が着用した帽子とデザインが似ている。
 戦後、学制の変更に伴い、昭和23年(1948)に第一高等学校が創設されたときの制服は黒サージの詰襟服で、帽子は黒色の三高型で二本の線が入っていた。それが昭和34年(1959)に大きく変更され、グレーの折襟学生服、帽子は制服の生地で一高型、二本の線が入るものになった。この制服・制帽は、平成7年(1995)に男女共学となり、新たな制服が定められるまで続いた。
(安田盛挙氏寄贈)