収蔵資料

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 司法省蔵版 明治10年(1877)6月印行。司法省法学校でボアソナードが行った講義を同校生徒井上操が筆記したもの。井上操は、ボアソナードの講義の根底にある自然法(性法)思想−真の意味の正義の法−に深い共感をもった。
 創立から3年後の明治22年(1889)に関西法律学校を訪れたボアソナードは、学生たちに向かって、自分は諸君の父の父、すなわち祖父であると話し、教育による思想継承の永遠性を説いている。