歴史ある法文坂・経商工のルート

千里山キャンパスには2本のメインストリートがあります。
小高い位置にある第1学舎への法文坂ルート(地図上の青線)と、正門からまっすぐ進んで
第4学舎や中央グラウンドへと続く経商工ルート(同じく緑線)です。
道にも千里山キャンパスの歴史が刻まれています。

法文坂ルート

経商工ルート

法文坂ルート(第1学舎方面)

1922(大正11)年、関西大学の最初の校舎が建てられた場所が現在の第1学舎のエリアです。現在、以文館の中を通り抜けているクランク状の道が当時の正門から学舎へと通じる道でした。校舎群の南側には大きなグラウンドが整備され、多くのアスリートを育みました。法文坂はグラウンドの外周にあたり、かつてはグラウンドを眺めながら上り下りする光景が見られました。

経商工ルート
(第二学舎から第四学舎方面)

現在の千里線が開通し、関西大学が移ってくるまでは、千里山キャンパス一帯は、竹林や桃林、畑などが広がるのどかな風景でした。古い地図を見ると、畑や林の間を縫うような細い道があります。経商工ルートは地元の生活道として使われていました。大学が周辺の土地を購入し、拡張していく過程でキャンパスの一部に姿を変えました。