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高槻家族講座(第4回)(於:薬科大)(10.10.16)

更新日:2014年3月13日

平成22年10月9日(土)と16日(土)に、高槻家族講座(通算4回目)シリーズ『食の楽しみ』
第2回「おいしさのタイムカプセル、冷凍食品」を開催いたしました。

9日はこども体験コーナーを株式会社ニチレイフーズ関西工場において実施し、
16日は講演を大阪薬科大学において実施しました。


招待講演「もっと知ってほしい、冷凍食品」
株式会社ニチレイフーズ 関西工場長 大畑 健一氏

☆221002 シンポジウム 於医大 015.jpgのサムネール画像大畑氏は、まずはじめに、ニチレイフーズの設立史と企業グループの全国事業を説明した後、同社が生産する主だった家庭用と業務用の商品を紹介し、そして高槻市にある関西第一工場で生産される冷凍商品やキッズツアーの取組みについて説明されました。

講演に先立ち行われたこども体験コーナーでの冷凍庫体験と冷凍ピラフ作りのようすを動画で紹介しました。次に、冷凍食品の歴史では、80年前に同社が初めて冷凍設備を作ったことや、冷凍コロッケができて爆発的に冷凍食品が普及したことなどを説明されました。

☆221002 シンポジウム 於医大 039.jpgのサムネール画像

さらに、前処理をした素材を急速凍結して温度変化に注意して低温保管し、素材に合わせて良い解凍をすると本当に美味しい冷凍食品が食べられることを説明され、急速凍結には凍結段階ごとのマグロの顕微鏡写真を使って詳しく説明されました。
最後に、10人の聴講者に冷凍のほうれん草と生鮮のほうれん草のおひたしをその場で食べ比べていただき、生鮮ほうれん草を当てるクイズをしました。冷凍野菜は貯蔵12ヶ月後もビタミンCがほとんど逃げず、美味しく食べられることを説明と共に実証されました。  


講演「冷凍保存技術の現状と未来  ~冷凍保存の仕方でおいしい食事を~」
関西大学化学生命工学部 准教授 河原 秀久氏

☆221002 シンポジウム 於医大 031.jpgのサムネール画像河原准教授は、世界各地において異なる冷凍食品の基準を説明されたあと、コロッケ・うどん・ピラフなど日本での冷凍食品流通上位3位がすべてデンプン加工食品であり、デンプンの老化防止の関係から急速冷凍が理にかなっていることや、逆にイチゴの冷凍保存など冷凍の研究の課題などを紹介されました。

また、冷凍保存のコツや解凍調理のコツなど聴講者にとって身近な話題ですぐに実践できることをお話され、役立つ知識を得ることができました。その後、先生が研究されている不凍タンパク質の機能について説明し、それが応用された食品がメーカーから商品化されるなど冷凍について幅広くご講演されました。