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連載企画

特別演習通信 2017年度Vol.3「司法試験論文過去問解説講座(アウトプットクラス)とは?①」~(導入)論文基礎力修得講座について~

今回は、特別演習のレギュラークラス「司法試験論文過去問解説講座(アウトプットクラス)」について、ご紹介します。
本試験を意識した答案練習ができる機会として例年受講者から好評である本講座ですが、今年度も非常に充実した形で実施しています。
具体的には、より文章作成能力を向上させるため、書き直しの機会を設けたり、講座レベルを前半の「(導入)論文基礎力修得講座」(4月から6月まで実施)と後半の「司法試験論文過去問解説講座」(8月から翌年4月まで実施)に分け、段階的な講座構成にしています。

まず今回は、前半に実施される「(導入)論文基礎力修得講座」について、ご説明します。

本講座は、4月から春学期試験前までの期間に、答案起案に慣れていない学生を主な対象とし、隔週で憲民刑の3科目について各2回実施しています。導入ということもあり、司法試験論述式試験問題を簡略化したものを題材に、文章作成能力の向上を手助けしています。講座は2時間あり、事前に問題を検討した上で、初めの1時間を解説講義と参考答案の確認に、残りの1時間を制限時間内での答案起案にあてて、後日、アカデミック・アドバイザー(以下、AA)から答案を添削・返却してもらうという流れになっています。なお、必要があればAAから書き直しの指示があり、合格レベルの答案が書けるまで反復して書き直しをし、徹底的に答案の型を身に着けることを目指します。

【担当AAからのメッセージ】
(民法)担当:山本 知広(69期・本法科大学院修了)先生
多くの合格者が、「基本的な知識を正確にしなさい」、「司法試験に合格したいのであれば過去問・優秀答案を分析しなさい」と言います。司法試験受験時代の私は、その「基本的な知識」とは何を指しているのか、「過去問・優秀答案の分析」とは何をすれば良いのかがわからず、合格者からこれを盗み取ろうと考えて特別演習を受講し、司法試験に合格することができました。
当時は、司法試験に合格することのみを目的として特別演習を受講していたのですが、特別演習は、実務家が具体的な事例に対して「どのようにアプローチしていくのか」、「どのように検討内容を書面に落とすのか」ということを実演する機会ですので、司法試験の合格に近づくことはもちろん、現在も特別演習で教えていただいた思考プロセスを武器にして実際の事件と向き合うことができています。
ぜひ皆さんも関西大学法科大学院に入学いただき、積極的に特別演習を活用することで司法試験の合格を勝ち取りましょう。そして、受験時代に培ったリーガルマインドを存分に実務で活かしていただければと思います。

(刑法)担当:坂本 啓順(68期・本法科大学院修了)先生
刑法の答案は比較的書きやすく、得意にしている受験生も多いと言われています。
他の受験生に書き負けないためにも早い段階で答案の型を身に着ける必要があります。
本講座では提出された答案について型が身に着くまで何度も添削を受けることができ答案の基礎を効率よく学ぶことができますし、担当講師が実際に答案を書く際に意識していたポイントを直接聞くことができます。
法的三段論法を基礎とする答案の型を身に着けることは司法試験合格のために必要不可欠なだけでなく、実際に法曹三者として働くうえで必要な能力の一つといえます。
法的三段論法を意識した書面と意識されていない書面では前者のほうが強い説得力をもつものとなっており、私も書面を作成する際は法的三段論法を強く意識して書面を作成しています。
本講座ではこのように法曹として活躍するうえで必要な能力の基礎を早期に身に着けることもできます。
積極的に本講座を活用し司法試験合格そして実力ある法曹を目指して共に頑張っていきましょう。


次回は、8月から実施される司法試験論文過去問解説講座について、ご紹介します。

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