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連載企画

2016/09/30 

特別演習通信 2016年度Vol.13「司法試験合格者が語る特別演習利用のススメ②」

前回に引き続き、特別演習を受講した司法試験合格者から、法科大学院への進学を考える皆さまへメッセージをお届けします。

雪谷真里奈さん(関西大学法科大学院2016年3月修了)からのメッセージ
私は、特別演習を在学中通して利用していました。今回は、私が特別演習を利用した感想や、有効な利用方法をご紹介します。
(1)「コツ」を身に付ける
特別演習のいいところは、なんといっても現役の弁護士の先生方に授業をしてもらえるところです。司法試験に合格するためには、ただ漫然と勉強するのではだめで、「コツ」を身につけることが必要になります。しかし、これを独学で身に付けるのは難しいと思います。特別演習では、そのようなコツを先生から教わることができます。
私も、2年生の時に受けていた科目別・刑法の特別演習のクラスで、あてはめのコツをつかむことができました。それまでも、「あてはめでは、一事実・一評価が大切だ」とか、「たくさん事実を挙げる」とか、抽象的なアドバイスは聞いたことがありました。しかし、それを答案上でうまく表現できませんでした。この特別演習で、関係のある事実は何か、その事実はどう評価を付けるのかを丁寧にかつ楽しく説明していただいたことで、あてはめとは何かがわかるようになりました。
(2)答案作成の機会を得る
特別演習では、演習系のクラスはもちろんのこと、それ以外のクラスでも、AAの先生方は快く答案添削を引き受けてくださいます。予備校答練で添削を受けようと思うと、多額の費用が掛かってしまいますが、特別演習ではその費用なしに答案添削を受けられます。しかも、書き直し答案も添削してもらえますから、答案作成の実力をつけるにはもってこいです。これは、特別演習を受ける大きなメリットではないでしょうか。
私は、答案を書くのが好きなタイプだったので、よくAAの先生に答案を添削していただきました。また、演習クラスでは、絶対に答案を出してから出席すると決めていたので、答案を書く機会を無理やりにでも作り出せ、答案を書くのをサボるのも防止できました。
(3)独学の限界
独学では、勘違いや知識の穴が生じがちです。私は、これを修正するために、特別演習を利用しました。
私の場合は、夏季集中講座の百選総ざらいクラスで、判例がどういう事情に着目していたかの説明を聞き、これをまとめノートに書き込むことで、知識の穴を埋めたりしました。
(4)利用上の注意点
特別演習では、司法試験突破に有効な情報をたくさん得ることができます。種類も豊富ですし、ほかの授業・特別演習と時間が被らないようになっているので、たくさんの特別演習に出ることも可能です。しかし、受講しすぎは禁物です。
特別演習に出席すると、その分自習時間を削ることになりますから、この点に注意して受ける講座を選ぶ必要があります。しかし、裏を返せば、特別演習をうまく使うことで、独学より効率よく実力を上げることができます。つまり、特別演習には、独学に勝る価値があると考えます。
このように、特別演習は、自分の実力を効率よく伸ばせる素晴らしい制度です。
法科大学院への進学を希望されている皆さん、ぜひ、特別演習をはじめ充実した学習支援体制のある関西大学法科大学院へ入学し、司法試験合格を勝ち取ってください。
(メッセージは、以上です。)

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