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関大法曹会

前幹事長・研究科長対談

対談「関西大学法科大学院との連携強化」
小松関大法曹会前幹事長×木下法務研究科長

-関大法曹会とは-


調印式

木下法務研究科長(以下、木下):この度、2010年10月12日の新司法試験合格祝賀会当日、関大法曹会と法務研究科の間で、「関西大学大学院法務研究科と関大法曹会との連携協力に関する覚書」の調印式を行いましたが、まずは関大法曹会の紹介をお願いします。

小松関大法曹会前幹事長(以下、小松):関大法曹会は、1961年10月14日に設立された職域団体であり、弁護士・裁判官・検察官などの法曹有資格者である関西大学校友で組織されています。2010年10月時点で580名の会員を有し、大阪弁護士会の会長等の役員も多数輩出しており、非常に伝統のある職域団体といえると思います。

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-法科大学院への支援事業と今後の期待について-


小松前幹事長

木下:法曹界において非常に大勢の会員を擁する関大法曹会から支援をいただくことは、関西大学法科大学院にとっては心強いかぎりです。これまでも、司法修習前の弁護士事務所における事前研修、就職活動支援、研修会等を実施していただき、そしてロー・ライブラリーに多数の図書も寄贈していただきました。
 特に事前研修の内容や狙い、就職活動支援の実績などについて、ご紹介をお願いします。

小松:事前研修は、他の大学では真似のできない関大法曹会の組織力があるからこそできる制度だと自負しています。今年は33もの法律事務所が協力して下さいました。司法修習は、前期修習がなくなり、司法修習生もいきなり実務修習から始まるので不安を持っていると思いますが、先輩の事務所で気楽に学べるこの事前研修のおかげでウォーミングアップができて良かったという声をたくさんいただき、殆どの合格者が研修を受けています。また、昨今の司法修習生の就職状況には厳しいものがありますが、関大法曹会の組織力によって全力で応援しています。

木下:今後も関大法曹会という強力なバックアップを得ながら、我々は法曹養成機関として社会に貢献しうる、質・量とも豊かな法曹の卵を輩出する責任がありますが、さらに関大法曹会として、どのような支援を検討されておられるのでしょうか。
 また、本法科大学院に対してどのような期待をお持ちでしょうか。

小松:現在、法科大学院では、成績優秀賞として児島惟謙賞と特別顧問教授奨励賞を、必修科目のGPA上位者を対象者として授与されていますが、我々関大法曹会としては、それらとは別に、実務能力に秀でた者を表彰したいとの観点から、法曹実務科目(法曹基本科目と法律選択科目)の優秀者を対象に、2011年度から関大法曹会奨励賞を授与することとしています。場合によれば、トップでなくても努力して1年間で著しく成績が上昇した人も対象にしようかとも考えています。これらの表彰状があると就職にも有利になるよ(笑)と今から法科大学院生を励ましています。また、法科大学院が夏に行なっている司法過疎地での遠隔地法律相談にもいつも多数のメンバーが参加し協力しています。


遠隔地法律相談

 関大ファミリーという表現がありますが、関大法曹会のメンバーは他に類を見ないくらいに母校愛の強い人たちの塊りといえます。理事長や評議員会議長もメンバーです。なにかと口うるさい集団ではありますが(笑)、そのかわり幹事長である私自身はじめ多数のメンバーをみなし専任や非常勤講師として派遣しています。
 我々もできる限りのことをしてゆこうと思っていますので、先生方にはただただ法科大学院生に対するひたむきな情熱を希求するばかりです。

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-連携事業の展望と使命について-


木下研究科長

木下:これまでの多方面におよぶ関大法曹会からの支援事業の実績を踏まえ、この度、先の覚書を締結したわけですが、今後は法科大学院としても、支援を受ける側の立場だけでなく、両者が共同して法実務教育のあり方や最先端の法律問題について研究したり、市民向けの法律講座や法律相談の機会の提供などもできるのではないかとも考えております。

小松:我々も、法科大学院との連携体制が法科大学院生や修了生、司法修習生への支援といった事業だけでなく、共同研究や市民向けの事業にも発展していくならば、関西大学の歴史と伝統に相応しい社会貢献ができるのではないかと大いに期待しているところです。

木下:法科大学院としては、一人でも多くの司法試験合格者を輩出することがその責務としてあるわけですが、本学の前身である関西法律学校が設立された当時の時代背景とその意義や本学の学是である「学の実化(じつげ)」(=学理と実際の調和)を法科大学院としてどのように継承し、実現するかといった課題に対しては、法曹教育の質が問われるものと考えています。その為にも、我々法科大学院としては、教育内容の更なる充実に取組んでいく所存です。そのためにも、関大法曹会との協力関係をいっそう強化してきたいと考えています。

小松:築かれた伝統を維持するだけでもたいへんですが、その伝統をさらに発展させるのはもっとたいへんです。しかし、新しい司法制度改革の目玉である法科大学院を、他とはひと味もふた味も違う特色のある、そして法科大学院生からも社会からも大きな存在として認められるような、そんなすばらしい本学法科大学院となるよう,お互いにプラス思考をしながら協力してまいりましょう。よろしくお願いします。

以上

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