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受験生の方・入試合格者の方へ

司法試験について

司法試験に向けて関大の法科大学院はどのような取り組みをされていますか。
 2年次以降の演習科目において作成した教材は司法試験を想定してテーマを選定していますので、講義につき予習のみならず十分な復習を行えば、十分です。ちなみに2006年度の司法試験の論述式において民事法の大問で取り上げられた集合債権の譲渡担保とその対抗要件は初年度より当時の民法上級演習2第4回テーマとして取り上げた判例が出題されました。その他、六法系科目において取り上げたテーマが本試験で相当出題されています。
 短答式試験については、憲法、民法、刑法に関し現行よりも基本的な事項が問われることになります。そこで、夏休みに今春本法科大学院を優秀な成績で修了した者がティーチングアシスタントとなって上記科目すべてにつき短答式の過去問題自主ゼミを開催しました。
 論文式試験については、現行よりも試験時間が長くなります。例えば民事法分野では6時間で二問を解答することになります。試験問題は公法、刑事法、民事法の各分野及び選択科目という出題形式となり、憲法と行政法、民法と民訴又は商法、といった二つの法律科目の融合問題が最低一問は出題される可能性があります。そこで、本学では既修者については以下の事を対応策として実施しています。第1に、多くの演習科目において事前レポート及び課題の提出を求めることによって、各自の問題発見能力・解決能力及び論理的思考に基づく文章力を確認すると共にその向上を図っています。当日扱う教材問題に関する事前レポートの提出をクラス全員又は各グループに求め、教員がこれをチェックし簡単な評点をつけ本人に返還します。また、各科目において教材以外の課題につき2~4回程度、各科目につき提出期限が重ならないよう配慮・調整して全員に提出を求め、簡単な添削とコメントをつけて返却しています。第2に、カリキュラムとは別に、各学年に応じいわゆる「特別演習」を設置し、当該学年で履修する必須科目につき希望者に対し無料の少人数ゼミを実施しています。若手弁護士からなるアカデミック・アドバイザーと専任教員が協力し、文章力を磨く目的及び文章読解力、問題発見能力・法的思考能力を訓練する目的で解説と講評を行っています。第3に、学期末のペーパー試験の出題形式及び試験時間につき論文式試験に配慮した出題と時間設定を行っています。なお、論文式試験と直接関係はありませんが、勉強の進捗程度が思わしくない学生については本人との個別面談に努めています。

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修了後の事ですが、もし司法試験に不合格となった場合、貴大学法科大学院では修了者支援としてどのような方策を実施しておられますか。
  1. 本学では修了生が司法試験につき1回目で合格することを目的に教育を行っています。みなさんが在学中各科目につき我々が求める予習・復習・自習を誠実に徹底実行し、その成果として定期試験において優秀な成績をあげておれば、合格はそれほど難しいものではないことは過去の経験から明らかです。つまり、合格は在学時の成績と高い相関関係がありますので、仮に不合格となったのなら、問題は在学時の勉学(方法、質又は量)に原因があったというべきです。
     本学は以下に述べるような修了者支援を行い、今後のその拡充を進めていきます。ただ、一番大切なのは、皆さん自身が教科書・手作りのサブノート等を再読し、法科大学院在学中の教材を我々の指導した方法に従い徹底復習し、また修了後に我々が提供するリニューアル演習教材や毎年作成する定期試験問題につきフォロー学習をすることであると考えます。
  2. 修了生に対する支援策
     現在実施中のものは以下の通りです。
    1. (1)不合格者に対する相談・個別面談 不合格の原因について個人差が相当あります。短答で不合格となった人は基本知識の正確な理解と習得に努める必要があります。それはともかく、本学では教員がみなさん各自の短答・論述の試験結果(各分野の得点表)を踏まえ、個人面談において敗因を分析し、今後の勉強法につき個別指導します。個別科目につき面談を希望される場合には、担当教員がこれに対応します。
    2. (2)試験科目に関する情報提供 各科目の最新判例情報、修了以降の講義教材、定期試験問題、これらの解説等をメール等により行ない、フォローアップ学習を指導しています。個別質問については教員がメール又はオフィスアワーにて対応予定です。
    3. (3)修了生用特別演習への参加 司法試験に必要とされる答案作成能力を身につけるための小人数ゼミである「特別演習」を実施しています。本試験論述問題を想定した問題について若手弁護士であるアカデミック・アドバイザーが解説・添削を行っています。
    4. (4)自習室の使用継続 本学では不合格者につき修了後5年目までの司法試験受験資格を有する修了生に、修了生用自習室キャレルの使用(有料:半期5000円程度)を認めています。再チャレンジのための学習の場として修了生用自習室を提供し、これを希望する修了生のために便宜を図っています。
  3. その他、修了生が孤立した自宅学習に陥らず、在学時に近い学習環境で再度試験に臨めるよう、修了生の要望を参考としながら支援策の拡充を検討し、大学側に格別の配慮を求めています。

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