中等部３年生「考える科」の授業の一環として、「助産師講演会～あなたたちのいのちの奇跡～」を実施しました。

講師として、愛仁会高槻病院から助産師の盛下絵美さんと中井里美さんにお越しいただき、助産師の仕事内容、受精から胎児の成長、妊娠中の母親の様子から出産の様子、そして子育ての様子についてお話しいただきました。その際、同じく助産師で妊婦である鈴江菜津美さんに登場していただき、実際に赤ちゃんの心音を聞かせてもらい、現在の心境をお聞きすることができました。

また、出産や子育てについて学年の中村先生と大濱先生から、父親そして母親としての視点で妊娠から出産、子育ての話を聞きました。

講演会の最後には生徒一人ひとりが赤ちゃんの抱っこ体験をしました。少し照れながら大切に抱っこする姿は微笑ましかったです。またジャケットを着ての妊婦体験もあり、おなかの中に赤ちゃんがいることがいかに大変であるかを実感しました。

生徒からは「出産がいのちがけであることが改めてわかった」「家族にありがとうと言いたい」「いのちがけで誕生した一人ひとりのいのちを尊重していきたい」「母親、父親になった時にしっかりと出産・育児に向き合いたい」などの感想が挙がり、一人ひとりが"いのち"の大切さを改めて考えることができました。 これからのいのちの学習では、今、生きている奇跡に感謝にしながら、自分のいのちの誕生とこれからの生き方について考えていきます。