戦後70年の今年、太平洋戦争について社会的関心が高まっている中で、
苛烈な体験をご本人から直接聞くことができるこのような機会は、
戦争の実態を正しく認識し、平和について高い意識を育むことができ、生徒の心に大きく響きました。

講演会後は、生徒たちは沖縄戦と現在の平和についての感想文を作成し、自らの生き方をあらためて見つめ直します。

本校では、近代以降の人権に関わる諸問題について確かな知識を身につけ、当事者に寄り添う気持ちを育み、
自らの生き方を考えることを目的として人権教育に取り組んでいます。

開校以来、道徳の時間を中心に、仲間作り、差別問題、
戦争と人権などをテーマにした学年ごとの教育体制を構築してきました。

2014 年には「人権教育部」を教学組織として発足し、人権教育の全学的な取り組みを行うようになりました。

具体的な活動として、いじめ問題を含むさまざまなテーマに関するアンケートの実施・学年集会や
全校集会での啓発活動・人権講演会などを実施しています。