「2002年度学生生活実態調査報告書」を刊行いたしました。
本調査の目的は、いうまでもなく本学学生の生活実態を知り、それによって学生の適正な修学・福利・厚生に関する資料とするところにあります。これは、学生の生活面、教学面での充実を図っていく上で、われわれ教職員にとっては貴重な資料であるといわねばなりません。
今回の調査は、本学も加盟している「日本私立大学連盟」が、全国の加盟大学を対象に4年周期で実施している『学生生活実態調査』に歩調を合わせ、全国データとの比較を試みるという意図のもと実施しました。この報告によって、本学の学生像のみならず、今日のわが国における私立大学の学生像をも、おぼろげながら把握できるのではないかと願っております。
しかしながら、学生の多様な意識を本調査から判断するには、まだ見直す点もあり、今後も引き続き検討を重ねる所存であります。教職員各位のご助言・ご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、本報告書作成にあたって、誠実に調査に回答していただいた学生のみなさんのご協力に深く感謝いたします。
また、報告書を作成するにあたり、ご協力いただいた関係者の方々に心より御礼申し上げます。
平成15年11月1日
関西大学 学生部長