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2002年度学生生活実態調査報告

あとがき

 関西大学学生部の『学生生活実態調査』は、昭和30年の第1回調査以来、半世紀を超す歴史があります。 他大学と比較しても、学生部がこのような調査を長期にわたって、しかも毎年実施している例はありません。

 昭和63年からは調査形式も多様化し、3種類の異なったタイプの調査をローテーションして今日に至っています。 本年度は日本私立大学連盟の実態調査に歩調を合わせ、全国の私立大学の平均的な実態と、 本学の学生諸君の実態とを比較することに主眼をおいて調査を実施しました。 なお、全国比較を試みるのは平成10年度以来4年ぶり4回目のことです。

 その結果、本学の学生の気質や考え方、大学に対する印象などが全国平均とどの程度違うのかが明らかになりました。 全国平均との差が顕著の現れた項目は、「大学の施設・サービスに対する期待や要望」で “ロッカー、キャレル等荷物置場やキャンパス内での居場所をつくって欲しい”という要望が全国を15.7ポイント上回り、 キャンパス内での“くつろぎ”の場所が不足していることが明らかになりました。

また、課外活動の面で、“課外活動に積極的に参加している”学生が全国を13.5ポイント下まわり、 本学の課外活動への熱心さが意外と低いことが浮きぼりになりました。

 さらに「不安や悩み」では、「就職や将来の進路」に対する悩みを持っている学生が全国平均を8.5ポイント上回りました。 このように今回の実態調査は、全国とのデータ比較で、非常に興味深い項目が数多くあります。

 このデータから全国の私立大学における本学の特徴や実態が少なからず見えてくるように思います。

最後に、調査にご協力いただいた学生諸君や各学部事務室の方々、 集計・分析にご協力いただいた関係者の方々に、厚く御礼申し上げます。

「2002年度 学生生活実態調査 報告書」作成委員会

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