校外学習を実施しました(5年生)

10月25日、5年生が社会科見学として、衛生陶器工業であるTOTO滋賀工場と信楽陶芸村に行ってきました。
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前回の自動車工業見学と比較・関連付けながら、日本の工業の技術や品質の高さを間近で感じることができました。
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TOTOでは、毎日お世話になる便器の生産工程を見学しました。
焼成する工程や焼き上がりの工程では、その熱を肌で感じることができました。
焼成前は工場で働く人たちが一つ一つ3種のスポンジで便器の表面を磨き、塗装ロボットは便器に当たらないように内側まで釉薬や割れにくくする薬を吹き付けていました。このように、人とロボットが役割を分担して環境に配慮した新時代の便器が作られていることを学びました。
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滋賀県は昔から陶器を作るのに適した石や砂、粘土がとれました。そこで衛生陶器や信楽焼が発達しました。
信楽焼の粘土は黒に近い濃い灰色で、重厚感がありました。手練りで陶器の形を作っていくのは大変でしたが、楽しい時間になりました。
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茶碗、湯飲み、一輪挿し、お皿など、思い思いのものをつくりました。スカーレット色に焼き上がって届くのが楽しみです。
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自動車、衛生陶器、陶器とものづくりの伝統と、働く人たちの工夫や努力を感じられた学習になりました。
お世話になった全ての方々に感謝しています。