いのちの授業を行いました(6年生)

10月31日、6年生のいのちの授業を行いました。

今回のテーマは、『臓器移植について・いのちの尊厳』です。

コーディネーターの島野さんにお越しいただき、臓器移植について学びました。

1年生〜5年生まで様々ないのちの授業がありましたが、今までの集大成であるお話に、多くの児童が頭を悩ませながらお話を聞いていました。

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そのお話では、「臓器移植がどのようなものであるか」「日本の臓器移植の現状」など、とても難しいお話を聞き、自分が臓器提供のカードを持っていたとしたらどういう意思表示をどこにしますか?もし、家族が亡くなってしまった時、亡くなった方が臓器移植を希望している場合はどう判断しますか?というような質問を投げかけられると、いつも意見交換なども良くする6年生ですが、少し固まった様子で一点を見つめて考えている子どもの様子がみられました。

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次に、自分は臓器移植について賛成するか否か。

また、臓器を「あげたい」「あげたくない」「もらいたい」「もらいたくない」については、さまざまな意見、考えが出てきました。

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「1人の命が助からなくても自分の臓器で11人の人が自分の臓器で助かるなら臓器移植をした方がいいと思いました。」「自分は他人を沢山助けられるなら移植したいが、他人の臓器をもらうことで責任を感じる。」「臓器提供を待っている人がたくさんいる。自分が提供すると言ったら、変な希望を持たせてしまうと悪い。」という意見が出たりしました。

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今の自分の意見を発表し合い、人それぞれに考えがあることを知り、色んな事を想像しながら考えることができた日になりました。