NEWS

NEWS

第66回卒業式を挙行しました

3月15日、本校秀麗館で第66回卒業証書授与式を挙行し、 254名の生徒たちが卒業しました。

「卒業式にて・・・」

 関西大学第一中学校は中高一貫校で、 中学校では友達との別れが少ないイメージがあったので、 この日が来るまでは小学校のときのようにあまり悲しい気持ちになりませんでした。

 卒業式の日、中学生として最後の登校をして、 僕はまず一人の友達に会うために他のクラスへ向かいました。 その友達は違う高校に進学する1年生の頃からの親友で、 何も言わないお別れはさみしかったので会いに行きました。

 そして1年生の頃によく遊んでいた腕相撲を最後にしました。 結果は負けてしまいました(笑)。 その後に「また会おなっ!」と言ってお互い固く抱きしめ合いました。 すると今まで3年間の思い出が立ち込め、 別れに対する悲しい気持ちがあふれ出てきて、涙が出そうになりました。 本当にいい友達と出会えてよかったと思いました。

 卒業式が無事に終わり、 教室に戻ってみんなで卒業アルバムを見ながら昼食をとった後、 ついに担任の先生から卒業証書を渡してくださる時がやってきました。

 僕の番がきて、今までいろいろな言葉をかけていただいた先生が、 最後にどういう言葉をかけてくださるのかと少し緊張しました。 先生から「ありがとう」と優しく微笑みながら僕に証書を渡してくださった後、 先生から手を差し伸べていただいたので、思わず僕も手を出して強く握手をしました。 その瞬間いつも迷惑をかけていた自分を認めてもらったような気がして、 すごくうれしくて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 そしてサプライズで先生に色紙をプレゼントして、 合唱コンクールで歌った曲を全員で熱唱しました。 1年間の行事のひとつひとつが走馬灯のように頭の中をめぐって、 すごく懐かしい思いをしました。
 卒業式は中学校生活の思い出を1日で思い出すことができる、 3年間で最高の行事だと実感しました。

 最後にずっと仲良くしてくれた友人にありがとう! そしてこれからも仲良くよろしくお願いします!
 それから3年間ずっと僕たちの様子を見守っていてくださった先生方、お疲れさまです・・・、 そして本当にありがとうございました!!

(3年生学年代表 高木 雄斗)
PAGE
TOP