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中学3年生「総合社会」 模擬裁判を実施しました

 9月5日、第3学年「総合社会」では、関西大学第1学舎法廷教室をお借りして、「裁判員制度を体験しよう」というテーマで授業をおこないました。
 この企画は、今年で6年目。裁判員制度を意識した、現在の形式になってから4年目を迎えます。
 毎年お世話になっている、法務研究科(法科大学院)名誉教授の栗原宏武先生は、関大一高の大先輩。生徒たちにはやさしく、わかりやすく指導してくださいます。
 一中から歩いて法廷教室に入り、あらかじめ配役を割り当てられた生徒たちは、さっそく法科大学院の学生さんたちと打ち合わせ。一方、傍聴席を埋めている生徒たちの役割は、傍聴人兼裁判員。傍聴のルールに従い、審理の様子は、メモをとるしかありません。
 開廷すると、傍聴席からは鉛筆を動かす音がひっきりなしに響いています。強盗致傷事件の台本に従い、裁判官役の生徒は裁判官らしく裁判を進行。検察官役は威厳をもって起訴状を朗読します。弁護人役も負けていません。反対尋問では鋭い目線で検察官と対峙します。
 中でも、被害者の息子という設定の証人役の生徒は、今にも泣き出しそうな名演技を披露。過去6年で、最も印象深い証人役となりました。
 今週は、検察の論告・求刑が終わり、結審するところまで。
 来週、この事件に関する模擬評議・評決をおこないます。主役は、今週傍聴していた生徒たちです。一生懸命メモしたことをもとに、真剣に議論します。


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