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中学3年「総合社会」で司法制度を学びました

 中学3年生「総合的な学習の時間」で、社会科を選択している生徒たちを対象に、司法について考える学習プログラムを実施しました。
 まず、9月7日に関西大学の法廷教室にて、「裁判員制度を学ぶ」と題しての模擬裁判をおこないました。
 法科大学院の栗原宏武名誉教授の指導で、強盗致傷をめぐる刑事訴訟を代表の生徒たちが実演。法服を着た裁判官、起訴状を朗読する検察官、反対尋問をおこなう弁護人、すべて生徒たちです。
傍聴していた他の生徒たちは、翌週の14日に模擬評議・評決をおこない、今回の司法試験に合格された先輩の指導を受けながら、判決を考えていきます。結果は無罪判決あり、有罪・実刑判決ありでしたが、「友だちと議論するのが楽しかった」「いろいろな意見があることがわかった」といった感想がありました。
 さらに、体育大会の代休である10月4日、大阪地方裁判所を訪れ、実際の法廷を傍聴しました。希望者のみの参加ですが、目の前で繰り広げられる本物の裁判に、生徒たちは緊張した面持ち。でも、模擬裁判と同じ展開で進められる審理に身を乗り出して聞き入る様子も。
 午後からの模擬民事調停(法の日週間の行事でした)や法廷見学にも熱心に参加して、法律や司法に対する関心を多いに高めた一日となりました。
 傍聴した生徒たちは「空気が張り詰めていて緊張した」「被告人になってはいけないと思った」など、さまざまな感想を翌5日の授業中に発表していました。


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