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新聞活用セミナー始まる

 中学3年生の「総合的な学習に時間」の授業の一環として,新聞に親しむことで文章を読み解き、書く力を育てる「新聞活用セミナー」(朝日新聞大阪本社主催)が始まりました。

 学習目標として次の3項目が設定され、4日間に分けて6回の講義とワークが予定されています。

①日常生活の中で考えられる身近な課題や社会問題をテーマに設定し、解決策を考察する。そして自ら解決策を提案し、他者の意見を参考にしながら結論を導く。
②メディアリテラシーを把握・活用することで、自らの語彙・読解力を高める.その際に新聞の価値を認識し、「身近な素材」として新聞を活用する。
③積極的に議論に参加し、問題を見つけて自らの考えをまとめる(思考判断力・表現力)。

 9月7日は、IT2教室にて講義とワークの2コマの授業がありました。

1時間目:第1回 「新聞に慣れ親しむ」
①新聞の紙面構成を知る(同日の朝刊を使って社会面、スポーツ面などがある新聞紙面の紹介)
②「気になる」記事を探そう!(実際に新聞を捲ってみる)
③新聞読み解き術Ⅰ(見出し、リード文、本文の関係)
④新聞読み解き術Ⅱ(ワーク:リード文を手がかりに、見出しを考えてみる)

2時間目:第2回 「新聞読み解き術」
①「天声人語」とは!
②「天声人語」の音読+書き写し

 今後は、9月28日に第3回と第4回、10月5日に第5回、10月19日に第6回が予定されています。それぞれの講義とワークの予定は以下の通りです。

第3回 「論理的な文章とは?」
①新聞読み解き術Ⅲ(「第一報」と「続報」の違い/ワークを交えて説明)
②「天声人語」バラバラゲーム(ワーク:接続詞などに注意しながら、段落の並べ替え作業)
③「天声人語」の音読+書き写し

第4回 「小論文に挑戦①」
①「小論文って何?」(基本構造の解説/「作文」との違い)
②「声」欄を使っての一人ディベート(テーマは「コンビニエンスストアの深夜営業規制」) →400字程度の小論文を実際に執筆してみます。

第5回 「小論文に挑戦②」
①「小論文」を書いてみる
(例)「大学で学ぶということ」「メディアと情報社会」「地球温暖化」など

第6回 「総まとめ」
①「小論文」の講評
②語彙テスト:新聞記事から、漢字の読み書き、四字熟語、慣用句など出題
③復習テスト:「天声人語」の並べ替え、「見出し」クイズなど


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