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海外英語研修4日目

7月21日(水)。今日のケアンズは曇り空でした。今日はいつもの英語研修はお休みで、朝から 昨日体験授業をさせていただいたセントフランシスイグザビアズスクールを再び訪れ、現地の 小学生たちに日本文化を伝える、文化交流会を行いました。交流会の内容は、だるまさんが転 んだ、折り紙、習字で、これらをそれぞれ25分ずつ、本校の生徒たちが英語で内容を伝え、一 緒に活動をしました。

習字は主に、小学生の名前を聞き、無理やり漢字を当てて、いっしょにその漢字を書く、とい う内容でした。外国人は一般的に漢字が好きだと言われていますが、ここオーストラリアの子 供たちも例外ではなく、見よう見まねで一生懸命漢字を書いて、喜んでいました。

だるまさんが転んだは、日本の子供たちの一般的な遊びを伝えようという目的で行いました。 ルールが多少複雑な部分もあるので心配しましたが、やはりみんな体を動かすのは好きなので 、楽しげに走り回っていました。

折紙は、小学生5~6名の班ごとに、本校生徒2名で説明するという形式で行いました。鶴を折 ったり、紙飛行機を折ったり、紙風船を折ったりしましたが、出来上がった作品を手にした小 学生たちは、本当にうれしそうでした。オーストラリアの子供たちに一番人気の折紙は、「手 裏剣」でした。現地の子供たちはこれを「ニンジャスター」と呼ぶのですが、たくさんの子供 たちが「ニンジャスターの作り方を教えて」とおねだりをしていました。出来上がったニンジ ャスターーで忍者ごっこを始める子供たちは本当にかわいらしく、ほほえましいものでした。

文化交流会は、とても和やかかつ、楽しげに進められていたと思います。短時間の、限られた 内容とはいえ、日本の文化を伝えることができてよかったし、それと同時に、生徒たち自身も 、もう一度自分たちの文化について考える機会になったのではないでしょうか。

午後からは、昨日と同じ体験授業を行いました。ペアの相手が変わったので、全員昨日とは違 う学年の授業に参加しました。上級生のクラスの授業は英語のレベル的になかなか厳しいもの もあるのですが、自分たちが受けてきた授業との違いには気がつけたのではないでしょうか。 また、下級生の授業では、本校生徒が手助けをしてあげているシーンも見られました。まだ4日 目ですが、コミュニケーションに対する姿勢が大きく変わってきているように感じます。みん な自分から話しかけたりできるようになってきています。この調子で、どんどんコミュニケー ションを重ねれば、ものすごく貴重なものを得ることができるでしょう。

さて、明日から3日間は、ステイ先のお家からいったん離れ、農家にお世話になる@「ファーム ステイ」を行います。日本の農業と、オーストラリアの農業は、規模からしてまったく違うも のです。また新たなカルチャーショックを受けることでしょう。さてどのような体験ができる のか。報告を楽しみにお待ちください。


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