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海外英語研修3日目

7月20日(火)。今日もケアンズは快晴。気温もやや涼しめで、とても過ごしやすい一日でした。朝八時半からの授業のために、8時前から、生徒たちは、各家庭のお父さんやお母さんに送られて、カプラン語学学校に集まってきます。さっそく昨日、ステイ先に行ってからの話を聞くと、本当にいろいろな過ごし方をしているようでした。夕食にチキン丸ごと一羽が食卓に出てきたとか、朝の6時から子供たちにブランコで遊ぶことをせがまれたとか、隣の家の人が遊びに来て一緒にご飯を食べて話をしたとか、子供たちがカウボーイハットをかぶってやってきて、馬になってくれと言われたとか、自分の他にもホームステイに来ている人がいて仲良くなったとか、挙げだすときりがありません。続いて、各自が作ってもらって持って来ていたお弁当に話題を移したのですが、この部分では、カルチャーショックを感じている生徒が多かったようです。どういうことかというと、こちらのお弁当は、日本のお母さん方が工夫を凝らして作られているお弁当とは違い、非常にシンプルなのです。サンドウィッチのみ、というのが一般的で、そこにポテトチップスの小袋が一緒に入っていたりします。そして、フルーツがまるごと一つ。ある生徒は台所にオレンジとりんごとバナナが置いてあって、出がけに「好きなフルーツ一個持って行ってねー」と声をかけられたと言っていました。りんごをわざわざきれいに剥いたり、オレンジを食べやすくカットしてあげたり、というのは習慣として無いようです。りんごというのはカットされて出てくるのが当然と思っている生徒たちにとっては、かなり衝撃的だったようです。
さて、今日の活動に話題を移しましょう。今日の午前中は、昨日と同じく、カプラン語学学校で英語の勉強をしました。少しまだ疲れが残っている人もいましたが、授業にも慣れてきて、会話がはかどり始めたように感じます。
午後からは、バスで10分ほど移動し、現地の私立小学校での体験授業を受けに行きました。まず歓迎会を開いていただき、小学校代表3人からのとても上手な日本語で歓迎の言葉をいただきました。こちらも英語で挨拶をし、その後6歳から12歳までの子供たちと一人ずつペアになって、一緒に授業を受けました。実技系の授業が多かったようで、一緒に体を動かしたりしているうちに、すっかり仲良しになるペアも数多く見られました。中には、帰り際に手紙をもらった生徒もいて、「明日返事を書いて渡す」とはりきっていました。この現地校には今後もあと2回訪れるので、さらにいろんな交流ができると思います。
夕方は、またカプランに戻ってきて、お迎えを待ち、各家庭へと帰っていきました。お迎えにこられたステイ先の方々は、生徒たちに本当に優しく声をかけてくださいます。まだ生徒のほうには緊張が見えますが、それも時間の問題でなくなってくるでしょう。そこからが本当の交流になるのかな、と個人的には思います。
明日は、一日、前述の現地校で体験授業と、文化交流会を行います。日本の文化のいくつかを、オーストラリアの子供たちに伝えてきます。その模様は、後日の記事でお知らせします。お楽しみに。


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