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ニュージーランド海外英語研修20日目・最終日

8月2日・3日【20日目・最終日】

 ニュージーランド出発の朝。7:30に各部屋にモーニングコールが鳴り、8時には全員が揃ってホテルのレストランで朝食をとりました。いよいよ出発の時間が近づいてきます。全員9:45ホテルのロビーに集合し、スーツケースをバスに運びいれ、空港に向け出発しました。2日、3日の行程は以下の通りとなっています。

ホテル発         10:00
オークランド発      13:15
クアラルンプール着   0:40
クアラルンプール発   3:45
関空着          10:15(日本時間7:15)


 ホテルを出発してから関西空港到着までちょうど丸一日の移動となっていて、なかなかハードです。さて、ホテルを出て空港に向かうバス車内では、添乗員の伊藤さんより空港での手続き等の注意事項、オークランドの案内などをしていただきました。生徒たちは自分のスーツケースの重量が果たして大丈夫なのか、心配そうです。

 そしていよいよ空港に到着し、難関である搭乗手続きを行います。生徒もそうですが教員もドキドキしながら一人一人カウンターでスーツケースの重さを計り、チケットをもらいます。ここでトラブルが発生します。例年スーツケースは実質25kg程度までは問題なかったようですが、今年からポリシーが変わって厳格になった、ということらしく、21kg台でも止められた生徒が数人出てしまいました。止められるとスーツケースを開けて手荷物に移し変えるしかありません。さらに辛いことに、手荷物の重量チェックもランダムに行われました。手荷物1つの重量が7kgを越えてはいけません。こちらも伊藤さんから事前に説明を受けていましたが、ここでも引っかかる生徒がいました。この場合は軽い手荷物を持っている友達に助けてもらうなどして、少し時間がかかりながらもなんとか乗り越えました。ちなみに去年も今年もスーツケースの重量制限は20kgということに変わりはないらしいです。まあ・・・仕方ありません。他にもありましたが、なんとか全員無事に出国ゲートまで到達したところで小一時間ほどの自由時間を与えられます。少し残っていたNZドルをきれいに使い切る者、お土産購入を終えてウインドウショッピングをする者など、思い思いに自由時間を過ごしました。

 搭乗して飛び立つ際のお天気は晴天となっていました。昨日までの雨は一体・・・。オークランド発クアラルンプール着のフライト時間は11時間以上あり、機内では生徒達は友達と喋ったり、映画を見たり、寝たりして時間を過ごしました。消灯されている中、ライトを灯して数学の宿題を広げている生徒には少し驚きました。クアラルンプールに到着すると、更に2時間ほどの自由時間がありましたが、長時間のフライトの後、しかもニュージーランドの時間では0時を回っているため、さすがに疲れている生徒が多く、買い物をしている生徒もいましたが、ベンチで休んでいる生徒もいました。クアラルンプール発のフライトは約6時間で、ついに長かった移動を終え一高生を乗せた飛行機は定刻通り関西国際空港へと到着しました。

 飛行機を降りた瞬間に生暖かい風を感じ、日本に帰ったことを実感します。入国審査、スーツケースの受け取りを無事に終え、引率教員を先頭に全員が揃ってゲートをくぐると、校長、教頭、そして日本のご家族の出迎えを受けました。最後に校長、引率教員、添乗員の伊藤さんより挨拶があり、その後、生徒たちから伊藤さんに感謝の手紙が手渡されました。ネイピアを出発する前後からオークランドのホテルに宿泊している間の慌ただしいスケジュールの合間に、全員が今回の研修での感謝を込めて書いていたようです。もちろん手紙の内容は分かりません。しかし、手紙を渡し拍手を送る生徒の表情には、充実した研修を過ごすことができた満足感や感謝の気持ちが表れていて、その姿は出発前に比べて一回りも二回りも成長し、たくましくなったように見えました。そして一通りの挨拶を終えると、生徒達はご家族と共にそれぞれの岐路に着きました。こうしてニュージーランド海外英語研修参加者36名は、3週間におよぶ行程を無事終えました。


【Students’ Voices】
 もうすぐ21日間のニュージーランド研修が終わろうとしています。日本の家族や友達に久しぶりにあえるのが楽しみな反面、NZから離れたくありません。ホストファミリーとお別れをしたのは昨日のことなのに、もうすでに会いたいです。私はこの21日間で貴重な体験をたくさんすることができました。言葉では言いきれないほど広大な草原や牧場、見渡せば遠くの方まで緑が見えました。日本ではプラネタリウムでしか見られない今にも手で掴めそうな満点の星空。こんなにきれいで感動するような光景は初めて見ました。そしてホストファミリーと過ごした日々は一生忘れないと思います。私の新しいもう一つの家族です。お別れの時にSee you againと泣きながら約束しました。私はこの約束を守りたいです。この3週間は私にとって最高の思い出です。                          (1年生Nさん)

 オークランドからクアラルンプールまでの11時間のフライトでは、最初は寝る予定でしたが、1年のUくんやFさんと話していると目が覚めて結局寝ませんでした。到着後はハンバーガーを食べたりぶらぶらしたりました。そして関空行きの飛行機へ。相当疲れて板のか離陸してからの4時間爆睡しました。起きてから今まで書いた日記を読んだら、NZのことを思い出して胸が熱くなりました。関空に到着し、3週間共に過ごした仲間と解散。この時に伊藤さんに手紙を渡しました。感動ものですが伊藤さんの表情が面白かったです。親と再会した時は、表では無邪気に振る舞っていましたが、実際泣きそうでした。こんなに暖かいものかと思いました。
 今日でこの日記を書くのも最後です。最後に…自分を成長させてくれた海外語学研修よ、ありがとう。添乗員の伊藤さん、引率してくださったK先生、T先生、ありがとうございました。そして、参加させてくれた父さん、母さん、ありがとう。I love NZ!
                             (2年生Fくん)

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